【逆ハー】ロマネを弁償してもらってないんで、奴等を避けようにも避けられない〜第二章〜【名探偵コナン】

74本のロマネとちょっとしたお知らせ ページ42

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ロマネを弁償してもらおうと頑張る少女のこれから


選択したものによってはちょっと複雑なものもあるかもしれません、ごめんなさい…



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警察に知り合いがいるってこんなにも心強いことなんだって改めて思ったわ……

あとは、当日どうやって通報するかだな…
事件の規模をどうするか…

流石に嘘で殺人事件だなんて言えないし…()



諸伏「パーティは何曜日だったっけ？」

「来週の土曜日。今日が金曜日だから…あと一週間か。」

諸伏「なら、まだ考える時間があるって思おう。明日の土曜日じゃなくて良かったじゃないか」

「間違いないね…。よし、作戦を考えよう」

諸伏「うん、必ず最善策を見つけよう」


にっこりと微笑む諸伏さんを見ていて思う。

…本当に、この人を助けて良かった。

こんなにも優しい人が勘違いで自ら死ぬことになるなんて、耐えられないからな…。


他の警察学校の人達も、話を聞けば無事に生きているようだし。



「…諸伏さん」

諸伏「ん？」

「……生きててくれて、ありがとうね」

諸伏「えっ、急なデレ！どうしたの？」

「いや、なんでもない！！！」

諸伏「可愛いなぁ、Aは本当に…！」

諸伏さんは、幸せそうな顔をしたと思ったらいきなりぎゅっと抱き着いてくる。


「ぎゃあ！！ちょっと！作戦会議は！！？」

諸伏「うっ…いや、それも大事だけど、今はもうちょっとこの時間を堪能したい…」

「諸伏さんこそ珍しいデレですね！！？」

首元にぐりぐりと頭を寄せてくる諸伏さんを見ていると、確かにここにいると思える。

救えたからこそ、守らなければ。


「これからは皆んなまとめて私が守ります」

諸伏「えっ、イケメンな台詞…」

「ふっ…ファンタジー能力を手に入れたからには、救うべき人をたくさん救わないとね！」

諸伏「なら、これからも手伝わせてくれよ？」

「もちろんです！！！！！」


度々ある。

助けたことも、一緒に話たことも、トリップしたことすら夢だったのではないかと不安になる事が。

でも、彼等はこうしてここにいるし、私もこうしてここにいる。

“ここにいる”と云う事実に感謝しながら、私は諸伏さんと作戦会議を始めたのだった。

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