【逆ハー】ロマネを弁償してもらってないんで、奴等を避けようにも避けられない〜第二章〜【名探偵コナン】

57本のロマネ…次の章、ロマネの次に何かが壊れます…笑 ページ23

歩美「わぁ！その人がコナンくんの言ってたAお姉さん！？」

光彦「きっ、綺麗な方ですね…！」

元太「俺は小嶋元太！よろしくな、姉ちゃん！」

歩美「私は吉田歩美！よろしくね、お姉さん！」

光彦「僕は円谷光彦と言います！よろしくお願いします！」


ひぇー、実際見ると案外可愛いのね…

アニメとか観てるとお前ら要らんことするなよ？？？？とか思ってたけど、まあ私が見てればいっか。何気に活躍したりするときもあるし…


『私は(人1)A。よろしくね、皆んな』

三人「はぁーいっ！」

博士「では、そろそろ行くとするかの」


…ん？？？？ちょい待ち


『ねぇ博士、この人数車に乗れんの？』

博士「あ」

コナン「あじゃねぇよ…どうすんだ？」

博士「参ったのぉ、この車しかないんじゃが…」

『私が誰かを膝に乗せようか？』


一年生だし軽いもん、だよね？？？
たしか映画では助手席に乗るのは哀ちゃんだったし、なんも問題はない…はず。

さすがに元太くんは乗らない(乗れない)けど、哀ちゃんか歩美ちゃんなら余裕っしょ。


灰原「じゃ、ここは私が…((歩美「私もお姉さんのお膝に乗りたい！」…ちょっと」

コナン「おっ、おめぇら…！」

灰原「あら、貴方には譲らないわよ」

歩美「コナンくん、お姉さんのお膝に乗りたいの！？」

コナン「んなっ、別に俺は…！」

灰原「顔に書いてあるもの。でもここは私がいくわ。同じ女の子同士だし、彼女も気が楽でしょうから」

歩美「なら、歩美も…」

コナン「歩美ちゃんは僕と後ろに乗ろう？」

歩美「！う、うん！」

灰原「あら、誰彼構わず誑し込むの？」

コナン「お前いっぺん黙ってもらっていい？」

『決まった？』

灰原「私がお邪魔させてもらうわ」

『よしよし、おいでおいで〜』


何やら声が聞こえた気もするけど、哀ちゃんでよかったわ。

いつの日かあいつが住むことになる工藤邸を横目に、「よし、いっくぞー！」と叫んでいる子供達に付いていく。
ああ、バレてるんかねぇ…やだなぁ…

さっさとあの小僧がロマネの弁償分を鈴木家に支払ったのを見届けてからトンズラしたい…


灰原「あら、何を考えてるの？」

『え、いや、大したことじゃないんだけど、ちょっとね』

灰原「…ごめんなさい、重かったかしら」

『いや全く』

灰原「即答ね。良かったわ」


会話をしつつ、ふと店を少し長い間閉めて大丈夫だったかを考える。

ジン達に感づかれたり…しないよね、流石に

…おっとフラグか？？？？？

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