【逆ハー】ロマネを弁償してもらってないんで、奴等を避けようにも避けられない〜第二章〜【名探偵コナン】

60本のRomanée-Conti ページ26

歩美「ええっ、Aお姉さんはやらないの！？」

『んー、だってこんなに可愛い子の後じゃ、霞んじゃうからね』

蘭「A先輩の10年後の方が絶対綺麗で可愛いと思います！」

園子「そうですよ！だから、お願いします！」

毛利「俺も気になるなぁ」

『えぇ…』


なんか皆んなの圧が凄い…()

『んん…仕方ないなぁ』


子供3人「「やったぁー！」」



半強制的に連れてこられ、座らされる。

ひぃーお助けを


パシャッと言う音とともに、被さっていた機械が上がっていく。


蘭・園子「「きゃーっ！素敵！！」」

小五郎「これは…！」

原「今も美人だけど、更に大人の魅力に磨きがかかってるねぇ」

コナン「…っ」

灰原「あら、珍しく素直な反応ね」


人の写真囲んで盛り上がってんじゃねーぞ(キレ)


『そんな大袈裟なもんじゃないでしょー』

蘭「いやいや、もっと自覚して下さい！？自分の美しさを！！」

『えぇ…そんなこと言われても…、確かに成長はしてるね』

渡された写真を見ると、確かに私の面影はあった。
これが10年後…まあ定かではないにしろ、そこそこの大人っぽさはあったので良しとしよう。

コナンと哀ちゃんも撮ろうと言われていたけど、私が撮った事で時間がおされたのか、二人は撮ることはなかった。二人ともほっとしてたね。


常盤「あっ、毛利先輩！」

毛利「常盤くん、しばらく」

常盤「遠いところを、よくおいでくださいました」


ここから自己紹介に入り、ぼーっと眺める。
…眺める、と言うよりは一点を見詰めた。

如月峰水。

この人がこの事件の犯人。
…まあ、原さんは置いておいて。


蘭「……、最後に私の一つ上の先輩、(人1)A先輩です」

『！よろしくお願いします』

常盤「まあ、美しい方ですわね」

『ふふ、常盤社長の美しさには敵いませんわ』

常盤「お上手な人ね。では、私も紹介します。……」


お世辞じゃないけど、何処のパーティだよ()

こうしている間にもこのビルの紹介が終わり、如月さんが帰ろうと言い出した。

…言うなら今しかないね



沢口「でしたら下まで…」

『あの、私がお送りしても？』

沢口「え？」

『あの如月先生でしょう？この方の富士の絵が私、大好きでして。少しお話しさせて頂けませんか？』

如月「……構わん」

『ありがとうございます！…では、此方に』


皆んなが驚いているあいだに、私は如月さんとエレベーターに乗り込んだ。


如月「…して、話とは？」

『…富士山て、綺麗ですよね』

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