ロマネを29本も何に使うねん ページ37
服部「は、え、なん、…え？」
「え？？？」
赤面しながら口をぱくぱくさせて此方を見る服部くんに、此方もビビりながら首を傾げる。
え、もしかして私に見とれてんの？(((((
いやそれはないか。此奴には和葉ちゃんいるしな。
「蘭ちゃんの友達で、高校3年の(人1)Aです。よろしくね、えーと、…」
服部「高校3年！？あっ、お、俺は服部平次っちゅう西の探偵や。よろしゅうな」
階段を降りて赤面しつつ、ぺこぺこ頭を下げながら握手をする彼を見て思わず笑みがこぼれる。
すると、騒ぎ？を聞き付けたのかコナンくんが出てきた。
コナン「あっ！A！…姉ちゃん！！」
「おい」
ちゃっかり呼び捨てにしたガキを睨みつつ、飛び付いてきたのて受け止める。
すると、蘭ちゃんが怪訝な顔をしてコナンくんを見詰めた。
蘭「ちょっと？呼んだのは私なんだけど？何勝手に先輩と仲良くしてるのよ」
コナン「エッ、あ、ごめんなさい」
蘭「てかコナンくん風邪引いてるでしょ？もし先輩に移りでもしたらどうしてくれんのよ」
コナン「申し訳ございませんでした」
秒で離れていく奴を見てざまぁと嘲笑していたら、戻って来ないのを心配してか事務所から出てきた小五郎さんに気付いた。
小五郎「蘭、いい加減大阪のボウズを…っ！？」
「あ、こんにちは。お忙しい中申し訳ありません」
小五郎「いやいやいや！貴女の様なお美しい方は何時でもいらしてくれて良いんですよ！私が名探偵の毛利小五郎です！さて、今日は依頼か何かですかな？」
髭を整えて挨拶をする彼に苦笑する。
さてはこの人、私を高3だと思ってないな？
「私は蘭ちゃんと同じ高校の3年、(人1)Aと言います。今日はその、蘭ちゃんにお誘い頂いて遊びに来たのですが…、出直した方が良い、ですかね？」
小五郎「えっ、高校3年生！？その大人っぽい見た目で！？」
「ふふ、ここ迄驚かれたのは久しぶりですが、はい。まだ高校3年なんですよ？」
小五郎「そうだったのか！いや、蘭と仲良くしてくれてありがとうな。ゆっくりしていってくれ」
「ありがとうございます！」
おじさまの了承も得て、皆で毛利探偵事務所にお邪魔する事になった。
…え、これもしかしなくてもやばいやつじゃない？
全くと言って良い程覚えてないけど、確かどっかの屋敷か何処かに行って、事件を解決した後服部くんに正体ばらすんだよね？？
あれ、このままいくと私もその屋敷に行くパティーンじゃね？？？？←
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春 - いや〜、こんな作品いい作品を見逃していたなんて…自分を恨む (2023年4月29日 21時) (
レス) @page12 id: 50b2221609 (このIDを非表示/違反報告)
銀海月 - 初めまして、銀クラゲです。いつもこのシリーズを楽しんでいただいております。このコメで誤字シリーズ�，痢悒蹈泪佑�２５本』の赤井秀一様が出てくる所で、11行目の文末に「十二分ある」って書かれていました。作者さんによる工夫などでしたら申し訳ございません。 (2022年12月9日 5時) (レス) @page33 id: 26ba3b58fa (このIDを非表示/違反報告)
ちょこクレープ(プロフ) - 蜘蛛出たんですか...ｗあ！いきなりすみません！お話、とっても素敵でした！！ (2022年9月20日 21時) (レス) id: 4c69a0ba50 (このIDを非表示/違反報告)
凉(プロフ) - 何回も読んでいますが、本っ当に素敵なお話です。私はこの話が大好きです (2022年6月14日 23時) (レス) @page19 id: 52dbda9e53 (このIDを非表示/違反報告)
和佳子(プロフ) - 楽しく読んでいます。ロマネを27本〜の至福の時が私服の時になってるところがあります···^^; (2022年3月19日 20時) (レス) @page35 id: c9b0c9e0b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：煕流 | 作成日時：2019年5月3日 10時
