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Aside
今日は体育祭の種目を決めるらしいけど私は学校を休んだ
お見合い相手に会うからだ
お見合い相手も神楽木財閥と一二を争う財閥の孫で
私と同い年らしい
今まで一般庶民として暮らしていた私もこの日のために
あらゆる礼儀作法を身につけさせられた
(あぁ今頃みんな何してるかなぁ)
そんなことを考えていると、、、
？「遅れてしまって申し訳ありません
道枝駿佑です。Aちゃんだよね？よろしく」
A「あっAです。よろしくお願いします」
道枝「そんな硬くならないで大丈夫だよ
俺ら同い年だし。敬語もやめて」
A「っえでも、、、」
道枝「大丈夫大丈夫！これからよろしくね」
てっきり財閥の人だからもっと冷たくて硬い人だと思っていた。でも駿佑くんは違かった。ていうかむしろ逆だった。
この人なら好きになれるかもとすら思った。
でもなぜか私の頭の中にはずっと
紫耀の顔が浮かんで頭から離れない
中学生の頃もしかしたら紫耀のことが好きなのかもしれない
と思ったこともあった。でもその時はこの気持ちが幼馴染として好きなのか、恋愛的な意味で好きなのか分からなかった。まぁ今もわからないけど。
もしそれが恋愛的な方の好きだとしても
今の私にはどうすることもできない。
今は目の前にいる駿佑くんに向き合わなければならないから
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作者名：メロン | 作成日時：2023年2月2日 3時
