同情する件について。 ページ15
Aside
国木田「やれやれ、馬鹿とは思っていたが、これほどとは」
太宰「ジ殺愛好家の才能があるね彼は」
敦「へ?……え?」
困惑してる敦くんも可愛いよ!
ナオミ「ああーん兄様ぁ!大丈夫でしたかぁぁ!?」
谷崎「痛だッ!?いい痛い痛いよナオミ折れる折れるッて言うか折れたァ!」
敦「…へ?」
国木田「小僧、恨むなら太宰を恨め。若しくは仕事斡旋人の選定を間違えた己を恨め」
太宰「そう言うことだよ敦くん、Aちゃん。これは、一種の入社試験だね」
敦「入社……試験……?」
福沢「その通りだ」
あっ、来た!
しゃ、しゃ、社長!!
い、威圧感…
でもイケオジ…
国木田「社長」
敦「しゃ、社長!?」
福沢「そこの太宰めが “ 有能なる若者が居る ” と言う故、その魂、試させて貰った」
有能なる…
若者…
よっしゃ!!
有能!
私有能だってよ!
国木田「それで、社長…結果は?」
社長は、私と敦くんを交互に見た後、
後ろを向いてこう言った。
福沢「太宰に一任する」
……来た!!
太宰「どちらも合格だってさ」
よっしゃあああああああああああああ!!!
敦「つ、つまり僕等に斡旋する仕事というのは…」
太宰さんはクスッと笑って、言った。
太宰「武装探偵社へようこそ」
顔も声も良い…
最高。
敦「いや、僕には無理ですよ、こんな無茶で物騒な職場!」
太宰「えぇ、そう?」
その後、太宰さんは言葉を連ねる。
社員寮の引き払い、食費、電話の払い。
無一文の敦くんにとっては、選択肢がないのと同じ。
敦「うっ…やります…」
…なんだろ、凄く同情する。
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銀砂売り子 - 猫さん» えっ、ほんとだ間違ってる。ご指摘ありがとうございます! (2022年8月13日 14時) (レス) @page1 id: 106608bd1e (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - いつも楽しく読まさせていただいてます。質問なんですが、元……の件について。のやつで、敦くんが70億なのは合ってるんですけど、主人公が90億って言われたあとに100億って書かれててどっちか分からなくなりました。 (2022年8月6日 14時) (レス) @page21 id: bbe9e35a2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:銀砂売り子 | 作成日時:2022年7月1日 18時