私たち、付き合ってないんですよ ページ9
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未だにゼェ、ハァ、として肩で呼吸してる私に、
グイ、と顔を首付近に近づけられ、
着ているジャージのジッパーをジジジ…と開けようとする。
『待ってください、せんぱい、タンマ、です、
それに今、汗かいてて私臭いですよ?』
乙「ねぇAちゃん。僕さ、心配したんだよ。
それに、狗巻君に抱えられる前提なのも、嫉妬しちゃった」
私の言うことも聞く気もなく、
私の両手を頭の上で、片手で固定させる先輩。
ここまでされてしまったら本当に抵抗できない。
乙「それに、Aちゃん、狗巻君のこととか、
伏黒君とかのことは下の名前で呼ぶよね。
僕のことも、憂太って呼んでほしいな」
幸いジャージが胸下までしか開かないジッパーだから、
全部脱がされることはなかったけど、
タンクトップを着るのが好きじゃない私は着てないため、
胸元が露出された。
その胸元には、ついこないだ付けられた消えようとしてる跡が、
複数個、点々とついている。
乙「Aちゃん、なんでタンクトップ着てないの?
……ねぇ、首につけていい?」
『や、です、乙骨先輩。そこは、見えます、
あの、私たち、付き合ってないんですよ、つけないで下さい、』
乙「僕は、Aちゃんのこと好きだよ。愛してる。
だから、付けたいんだ。ねぇ、名前で呼んでよ、Aちゃん」
首につけられるのは、対して髪の長くない私は
普通に見える。
そんなの付けて帰ったら気まずいどころの話じゃない。
多分、普通に私だったら寮に篭って外に出られない。
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文5(プロフ) - みーちゃんさん» コメントありがとうございます!ファンだなんて…とても嬉しいお言葉です!ぜひこれからも作品、及び文5をよろしくお願いします❤︎ (2022年8月9日 19時) (レス) id: e431f36e7b (このIDを非表示/違反報告)
文5(プロフ) - あさん» わ〜!!コメントありがとうございます!きゅんきゅんしていただきよかったです!続編作成中ですのでそちらもよろしくお願いします…!笑 (2022年8月9日 19時) (レス) id: e431f36e7b (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん - すみません,文5さんでしたね…誤字りました… (2022年8月9日 10時) (レス) id: ed799be662 (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん - うぅ〜…ッ!恵君が後ろからハグしてきたのは、もう何とも言えませんでした…一気に分5さんのファンになりました…! (2022年8月9日 10時) (レス) @page27 id: ed799be662 (このIDを非表示/違反報告)
あ - きゅんきゅんしすぎてずっとニヤニヤしながら読ませていただきました!素敵な作品をありがとうございます (2022年8月9日 2時) (レス) @page36 id: a182ab6823 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:文5 | 作成日時:2022年8月2日 3時