1年生の見学授業の段 ページ7
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『笑い取ったんでサボって良いですか』
先生「ダメに決まってんだろ。今から自己紹介をする」
「い組、ろ組、は組に別れて2ペア作れー」
『ゲ、最悪...』
何でだよ。何で俺がガキと仲良くしなきゃ行けない訳?意味分かんない。
キャラ濃くない奴が良いな。なるべくモブな奴。
柊羽「Aはこの子とだよ」
『強制かよ』
柊羽「これも授業ですぅ〜」
俺のペアになった1年生。
紫の髪に綺麗なストレート。背は1年の中では小さいな。
...絶対コイツ、プライド強いわ。見るからにそうだもん。
厄介な子とペアになってしまった。
?「立花仙蔵です。宜しくお願いします!」
『...うん、宜しく..................』
柊羽「おやおや、Aくんはこんな可愛い子と仲良く出来ないんですか〜?」
『俺はそもそも人と関わるのが嫌いなんだよ...』
『てか、お前のペアの奴は?』
柊羽「ん〜?この子!!めっちゃ可愛いくね!!?」
『...お前、委員会見学の時、コイツの居る委員会だけは入んなよ』
?「何でですか!?」
『まぁ.........うん。見学した時に察せ。』
何でガキって皆察し悪いかなぁ..................コイツの目元見たら分かるだろ。
...コイツに隈出来たら絶対似合うな。ま、入って苦労すんのはコイツだけど。
柊羽「自己紹介出来る?」
?「潮江文次郎です!!宜しくお願いします!!!」
『宜しくする気無いけど宜しく。』
柊羽「気にしないでね、文次郎。コイツただ単に性格不器用なだけだから」
仙蔵「...」
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作者名:霧-fog- | 作成日時:2024年2月17日 18時