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虐めの段 ページ16












ー「もう行こうぜ」


ー「あぁ、!!!」



『フッ、だっさぁ笑』



仙蔵「A、先輩!!」






おーおー、泣きそうだな...だから俺慰め出来ないって。




それに、...アイツら居んだよなぁ...






『お前ら出て来れば?』



柊羽「やっぱバレたかぁ」



ー「にしてもAが下級生を助けるとは...」


ー「何なら最後3年に向かって嘲笑いしてたしね」



柊羽「いやぁ、着いて来て良かった!!」



『ストーカーじゃん、キモ』



柊羽「違ぇよ!!」






さっきの奴ら絶対虐め常習犯。




多分、俺らにバレないように虐めてたんだろうね。今まで。



どうせ、また虐めんだろ?バカバカし。






『............立てるか?、立てるな』



柊羽「何で自問自答してんだよ。」



仙蔵「立、てます......大丈夫、です」



柊羽「じゃ、俺らは此れから委員会なんで」






何で全員あんの。可笑しいだろ。柊羽は兎も角。




此れあれか.........部屋まで送れって事か。遠いんだよなぁ、此処からぁ。



それに、あの潮江?だっけ。ソイツも居るし。






『ったく............』



仙蔵「!!?歩けますよ?A、先輩.........」



『お前が歩いたら日が暮れる』



仙蔵「嬉しかったです、...助けてくれて...有り難う御座いました」



『...ん』






そんな素直にお礼言われると嫌なんですけど?此方は言われて慣れてないの。




何て返せば良いか分からないから一言で終わらせたけどさ。

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作者名:霧-fog- | 作成日時:2024年2月17日 18時

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