ResistarRecords-学生-

ごめんなさい。 ページ48

一聖「……」

A「どうしたの…？」

一聖「行かないでよ」

A「明日？」

一聖「…うん」

A「でも緩菜君と約束してるの…」

一聖「だからだめ。やだ。」

A「どうして一聖君が嫌なの？」

一聖「俺がやだって言ってんだからやだなの！」

A「…」

一聖「俺のこと嫌い？」

A「好きだよ。みんな大好きだもん」

一聖「違う。お前はわかってない」

私を止めた手はほどけた

一聖君を見ると今まで見たことない

泣きそうな悲しそうな顔をしていた

私…一聖君を傷つけちゃったのかな…？

ごめんね

ごめんなさい…

A「ごめんなさい…私にはわからないよ…」

視界が滲んだ

私は振り返り走った

一聖「おい！」

呼び止める声も無視して走った





私はもう誰も傷つけたくない

嫌われたくない





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
作者Aから

久しぶりに更新しました。

ここから作風がガラっとかわっていくかも

しれませんが読んでいただけると嬉しいです。

終わり←やだ。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す