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どんな事があっても次の日はいつも通りやってきて

大好きなお仕事も今日だけは足が進まなかった




ドームグラウンドの入り口で足が止まる。



今日も1番に来てるのは西野さんだった
いつまでもグラウンドの中へは足が進まなくて


今日は広報のお仕事で選手の練習風景も撮らないといけないのに





「 おい、何してんの 」




後ろから頭を軽く叩かれる

振り向かなくても分かる、健吾くんだ。





『 健吾くん、今日早いね。』




「 なんか、やる気がみなぎって来てん!」




『 いい事だね!頑張れ!』





なんだろう、今日は健吾くんがすごく落ち着く

健吾くんの笑顔が憂鬱な気持ちを消し去ってくれる気がした




「 今日のAなんか素直やな。可愛い、」





健吾くんは身長が高いから少し屈んで目線を合わせてきて至近距離で目が合った




'' 好きになったっぽい ''





U-23の会の時に健吾くんに言われた時と同じ真剣な目をしててなんだか笑い飛ばせない空気になる


酔っ払っていた本人はきっと忘れてるんだろうけど




やばい、顔赤いかも





「 ふふ、顔赤いな。はよ中入りや〜 」




頬に触れられて余計熱を帯びるのが分かる


なんか妙に恥ずかしい、いつもと違うのは健吾くんの方だよ




じゃあ、練習行くわって去り際に頭撫できて






『 健吾くん 』





もう行っちゃいそうな健吾くんの手を少し強引に握って引き止めた



自分でも何でこんなことしたか分かんないけど、


振り返った健吾くんはビックリした目をしてた





『 今日健吾くんの練習サポート入りたい、いいかな? 』





練習サポートって言ったって、タイム計ったりボールマシーンのセットやマッサージとかしか出来ることはないけど…


何かしてないと嫌でも思い出してしまう




「 まじ!」




『 むしろお願いします。』





「 よっしゃ!行こう、」





ますますやる気が出てきたのか手を引っ張られて、外野の方まで連れていかれた




『 はぁ、はぁ、健吾くん、しんどいよ笑 』





「 あー、ごめんごめん!Aが練習見てくれるとか嬉しすぎてさ 」



『 大袈裟だよ(笑)』





技術面では何もサポート出来ることなんてないぶん、ちょっとでも選手の心のサポートができたらいいなって、ずっとそう思ってたから



だからなんか嬉しいな。





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W.mooe(プロフ) - はじめまして!続きすっごく気になります( ´∵`)更新待ってます! (2017年11月23日 1時) (レス) id: 4c5034b68e (このIDを非表示/違反報告)
リン - はじめまして!西野くん大好きなんでとても嬉しいです!オリックスの小説に出会えて嬉しいです!更新楽しみにしてます!! (2017年10月1日 23時) (レス) id: 39877dc9a7 (このIDを非表示/違反報告)
あい - オリックス好きですが、小説が少なかったのでとても嬉しいです!更新楽しみにしてます(^^) (2017年8月21日 21時) (レス) id: d8b941a529 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mimi☆ | 作成日時:2017年7月15日 1時

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