一緒に 何を 食べようか 【袋井満】

49　男子会（恋バナ） ページ9

飆「ねーミチルー、最近Aちゃんとどんな感じ？」

満「…あ？」

長「よく泊まるそうじゃないですか…」

満「お前らは子供の恋愛に首を突っ込みたがる親か。別に何もねぇよ…普通だ、普通」

眉「そうなんだ…」

満が全員の前に紅茶を並べる。
Aが出た後、もし家主が居なくても連絡入れれば居座る許可は降りているので連絡を入れて今からどこに行くかを決めていたら、話は段々と満とAの話題に変わっていった。

飆「えー、でもなんか変化はあるでしょー」

学「二人は付き合う前から仲が良かったじゃないか！今更何が変わるというのかね？」

長「確かに団長の仰る通りです」

眉「でも、今までは見せていなかった一面が見れるなんてこともあるんじゃないですか？」

満「………まあ、強いて言うなら遠慮がなくなったかもな…」

飆「そうなの？」

この前泊まったとき、起こすために声をかけられたが、どうしても眠たくて無視したら鳩尾に肘鉄が降りてきた。他にも上に乗ってきたりすることもふえた。俺は布団か。遠慮がなくなったというか、扱いが雑になったというか。

長「ミチルくんは将来、奥さんの尻に敷かれるタイプなのかもしれませんね」

飆「なんかそんな気はしてた」

満「は？何処がだよ」

飆「僕達にもなんだかんだ優しいし、Aちゃんのこともなんだかんだ許しちゃうんだろうなって思ってたのー」

グダグダ話ながらお茶を飲む。何処かに行こうと話していたが、いつの間にか日は傾いて、激しく雨が降り始めた。もう帰るか、と言ってAの家をあとにした。

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