56 雨宿り �供撻螢�エスト】【ちょっとピンク】 ページ16
雨に濡れて満くんのお家で雨宿りしたのはいいけれど、髪も下着も濡れてるから身体が冷えてきた。
満「……どうした？」
『…寒い』
満「じゃあ、風呂入れてくるから待ってろ」
暖を取ろうと満くんに抱きついたら撫でてくれた。
はー…子供体温暖かい…
満くんはお風呂を入れてくれるらしく、私を離す。
え、待って待って寒いから
『ギューして』
満「…………」
離れていった満くんに対して両手を広げると、満くんは一瞬変な動きをしたけれど、抱きしめてくれて、そのまま私を風呂場まで運んでくれた。
『…あのさ……下着も濡れちゃってて、その……』
満「は？……姉貴のやつ持ってきてやるから早く入れ」
『ｽﾐﾏｾﾝ……』
満くんが脱衣所から出たあと、服を脱いでシャワーを浴びる。十分暖まってから風呂場を出ると、ご丁寧に脱いだ服が下着と一緒に畳まれて置かれていた。
『……あれ？』
取り敢えず服を着て満くんのところに向かった。
『ねぇ…』
満「…ん」
『あ、はい…』
今度は満くんが私に両手を広げてきた。大人しく彼の腕の中に収まりに行く。
『満くん、下着が男物だったんですけれど…』
満「……諸事情により俺の下着になりました」
『……そうですか』
下着も貸してくれたのだけれど、服に挟まれていたのは男物の下着だった。流石に下着を履かないのは恥ずかしいから一応履いてるけれど、考えてみればこっちの方が恥ずかしいのでは？？
満「……」
満くんはずっと黙ったままだ。
『…？満く、んっ』
名前を呼ぼうとしたら口を塞がれた。そして、息をする間も無いほど何度もキスされる。逃げるように下がっていったら、いつの間にかソファーに押し倒されていた。口が離れて、満くんと目が合う。
『は、ぁ……っ…』
満くんは頬を少し赤く染めて、目を光らせている。
ぼんやりした頭で、漫画とかで見る「獣みたいな目」ってこんな感じなんだろうなと思った。
満「……A」
『ぇ…』
耳元で名前を囁かれて、体がピクリと跳ねる。満くんは私の服の下に手を滑らせて腹を撫でた。
『ん、ぁっ…！』
満「…っ……」
ビクリと身体を震わせて自分でも聞いたことがないような声が出た。二人して驚いた顔を見合わせる。
『…ぉ、おなかすいたぁ！』
満「あ、ああ…なんか飯作ってくるわ…！」
顔を真っ赤にして、ヤケクソになって叫ぶと満くんもサッと離れてキッチンに向かった。
ふと外を見ると、さっきまで激しく降っていた雨はやんでいた。
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ミツノ(プロフ) - ジンジャエールさん» ありがとう御座います！最近、番長くんがいっぱい更新されるのでわっくわくです！こちらもやる気になりますね！可愛いだなんてそんな…ただ二人の空気が常春なだけなんじゃないかって気がします…笑でも、可愛いって言っていただけて嬉しいです！ありがとう御座います！ (2021年8月21日 22時) (
レス) id: 6e7852443a (このIDを非表示/違反報告)
ジンジャエール(プロフ) - 好きです……ミツノさんの子可愛すぎませんか……？めちゃくちゃ可愛いですめちゃくちゃ好きです…。それに対する不良くんまでもが可愛くてしょうがないです…… (2021年8月21日 22時) (レス) id: 312345e99c (このIDを非表示/違反報告)
ミツノ(プロフ) - 彰子さん» 初リクエスト！ありがとうございます！一線超えたお話ですか…面白いですね！いいと思います！二人の初夜(?)のお話、書かせていただきますね！色気が出せるように頑張りますので、お待ちください！ (2021年8月16日 23時) (レス) id: 6e7852443a (このIDを非表示/違反報告)
彰子 - 初リクエスト失礼します、二人が一線越えたお話を読んでみたいな、なんて…。一考していただけましたら幸いです (2021年8月16日 23時) (レス) id: 88a033b3be (このIDを非表示/違反報告)
ミツノ(プロフ) - 穂波さん» それは良かったです！皆さんの癒やしになれるよう、これからも頑張りますね！ (2021年7月7日 20時) (レス) id: 6e7852443a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミツノ | 作成日時：2021年6月2日 10時
