Beautiful blue sky 【Alan & you】 (ページ6)

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scene 5 ページ6

Aside

資料を届けに来たというと、

直接会議室で渡していただいてもいいですか？と言われ、

しかも、その会議が始まるまでしばらくかかるから待っていてくれと言われた。

私は窓際に移動して空を見上げた。

まるで、朝雪が降っていたなんて思わせないくらいの青空で、太陽の照りもすごく、着ているコートが暑く感じるくらいだった。

まぁ、2月ももう少しで終わりだしなぁ。

そうやってたそがれていたらあっという間に時間が過ぎ、

そろそろ会議始まりますよ？っとスタッフさんに声をかけてもらい、会議室まで移動した。

ドアをノックして入ると

目の前には

亜嵐「あっ、」

また綺麗な彼がいた。

一瞬動きが止まってしまった。

けれど今はそんなことしてる場合じゃない！

軽く頭を下げて、上司のところへ資料を届けた。

そして部屋を出る前に、もう一度綺麗な彼を見た。

すると彼も私を見ていて、、

そして、小さく手を振ってくれた。

その姿はあの綺麗な顔立ちから想像もつかないくらい可愛らしくて

思わず笑ってしまった。

すると、もう会議が始まるみたいで

私は慌てて頭を下げて会議室から出た。

あ、あついっっ！！！

そう思ってガラスに反射した自分を見ると、顔が真っ赤だ。

へっ？そんな外暑いのかな。中でもこんな暑いのに！！変だなぁ。

そう思いながらほっぺを抑えたまま歩いて、会社から出た。

そして会議室をみて

次はいつ会えるのかな？

なんて知らぬ間に考えていた。