Beautiful blue sky 【Alan & you】 (ページ32)

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scene 30 ページ32

部屋に入ると案の定ひまりはプルプル震えていた。

ひまり「ね、姉ちゃんなにごと？？！！！？」

『とりあえずこゆこと。笑』

玲於「あれ？！ひまりちゃん？？」

ひまり「あ、佐野さん！この前はありがとうございました。ご無沙汰してます。」

『知り合いだったの？？」

ひまり「この間の雑誌の撮影でお仕事ご一緒させてもらったの。」

『うちのひまりがお世話になりました！』

玲於「いや、しっかりしてましたよ。

でも、まさかAさんがお姉さんのこととは全く知らなかったです。」

亜嵐「ってか、俺隣に住んでんのに初めて会ったしね！」

ひまり「えっ！？？隣に？？？」

亜嵐「そうそう。俺、Aちゃんと仲良くて。」

ひまり「姉ちゃんどういうことなん？！」

『ひまりにいうとうるさくなるから話してへんだ。』

龍友「あれ？もしかしてと思ったけど関西出身？！！」

『あ、また関西弁出てましたか？

はい、私たち大阪出身なんです。』

涼太「え？まじで？？俺も大阪！！」

『片寄さん大阪なんですか！？』

裕太「俺もやで！？」

『あ、中務さんも！！』

龍友「俺も兵庫やからさ！

なんかAちゃんって東京感すごいあるから今関西弁出て来て驚いたわ！」

なんてたわいもない話をしながらみんなでワイワイしていた。

GENEのみなさん、お酒の消費早すぎやしませんか？？！

さっきまで20本くらいあったのに！！

まぁ、7人もいればそうか。

ひまりはすごく楽しそうにメンバーの皆さんとお話ししていた。

隼「ひまりちゃん可愛すぎるっ！！！」

小森さんはさっきからずっと言ってる笑

そして、佐野さんは酔いが回って来たみたいでいつもの塩が砂糖に変わり

玲於「だよね、うん。

こんな可愛いのに礼儀正しいかったりしっかりしてたり、でもただ真面目なんじゃなくて～」

ひまりについて語ってらっしゃる。

まぁ、でもひまりにこういうことは珍しくない。

いつもひまりの周りには人が溢れている。

え？私？私はいま、絶賛皿洗いなうです。

みなさん飲み物がなくなって来てるから皿洗いが終わったら買いに行かないとなって思ってる。

亜嵐「Aちゃん手伝おうか？」

はぁ、なんて彼は優しいんだろう。