Beautiful blue sky 【Alan & you】 (ページ4)

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scene 3 ページ4

亜嵐side

まさか、あんな寝坊をすると思わなかった。

でも、寝坊しなかったら

あの人には出会えなかったわけで、、、

とりあえずめちゃくちゃ美人顔だし、ファッションセンスいいし、もうなんか大人感半端ない感じで

目が離せなくなるくらいとにかく綺麗な人だった。

また会いたいな、会えるかな

なんて、ほんとは考えてボーッとしたいところだけど！！

そんなことしてる場合じゃねぇ、、

いつも15分以上前には集合してるはずの俺が今日はギリッギリについたから、もうバッタバタで準備しないといけなくて、、、

とりあえず疲れた。

そのひとことにつきる。

でも、あの朝のことを思い出すと

なんか思わずニコニコしてしまって

玲於「まじでキモいっすよ。」

と言われ続けている。

もういーよキモくて。いや、あれ思い出したらみんなキモくなるから笑

なーんて1人で思ってたら、あっという間に休憩！

んで、これまたついてなくて、

誰かなんかコンビニで買ってこよとかいう話になって

じゃあ、遅刻ギリだった亜嵐くんでいいじゃんとか言われて

んで、でっかい袋持って目黒を歩くっていう。

俺、亜嵐様だぞ？バーニー様だぞ？ゆとり様だぞ？

うっわー、主夫じゃんこんなの。
はずっ！！！

まぁ。変装はしてるけどジロジロ見られますよね。

そして急いで会社に入って、エレベーターに乗ったら、

女の人がエレベーターに乗ろうとこっちに向かって来た。

ちょっと走っただけなのに息切れしてるとこに謎にキュンとしてたら、

その子が顔を上げた。

「『あっ！！！』」

俺はやっぱり今日はラッキーボーイなのかも！