Beautiful blue sky 【Alan & you】 (ページ26)

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scene 25 ページ26

亜嵐side

どうやって話そう

何を言おう

なんて考えてたら寝れなくなって

考えてたら朝だった。

そして、7時。

家を出ると、彼女はすでにエレベーターの前にいた。

『おはようございます。』

亜嵐「おはよう、、、」

うっわ～、せっかく考えてたことも全部ぶっ飛んだ。

無言のまま、エレベーターに乗る。
そして、扉は閉まった。

亜嵐「本当は隠すつもりはなかったんだ。

芸能人だってことを。」

『わかってる。白濱さんがそんな人じゃないって。

最初はただびっくりしただけだった。

でも考えるうちに、

困るような事は起こしたくないし、でも仲良くしたいって思うし、

どうすればいいかわからんくて。』

亜嵐「また、関西弁でてる笑」

『え、うそっ！！』

亜嵐「よかった。嫌われたかなと思ったから。

Aちゃんは今まで通りでいいよ。

そういうスキャンダルとかもしあったとしても悪いのは俺だから。

俺の普段の行いが悪かったって事で！！笑」

『いや、笑い事じゃないでしょ？

だってお仕事無くなっちゃうかもじゃん！』

亜嵐「俺を誰だと思ってるの？」

なんていってカッコをつけると

彼女は笑ってくれた。はぁ、よかった！

そのタイミングでどうやら1階についたようで扉が開いた。

俺はほっとして立ち止まっていると、

彼女は笑顔で振り返って俺を見た。

『これからもよろしくね！
じゃ、仕事行ってくる！！ばいばい！』

って笑顔で言ってくれた。

って、

亜嵐「いや、俺も今から仕事だわっ！！！！」

そう言ってAちゃんの後を追った。