第3話 ページ4
未玖「カッコいいよね、Aのお兄さん」
貴「は?」
未玖「確かに少し毒舌だけど。後輩の面倒見は良いし、あのルックスだし。意外と女子に人気あるのかもよ?」
マジ無いわ。
気色悪いわ。
あんなのに惚れるとか。
へそで茶を沸かす話だわw
貴「そもそも、あんな奴、人望厚いってだけで笑い話だよ」
未玖「そんなにお兄さん嫌い?」
貴「あぁ、大っ嫌い」
未玖「お兄さん可哀想だよ」
貴「妹が可哀想だよ」
未玖「そんなに悪い人には見えないけどね」
貴「えぇ〜、そうかなぁ…」
そう、話している時だった。
?「ちょっといいかしら?貴方、(人2)(人1)君の妹よね?」
貴「……?はぁ、そうですが。何ですか?つか、貴方誰ですか」
黒髪のサイドテールの見知らぬ少女。
遥「私?私は灯村 遥。貴方のお兄さんのクラスの学級委員をやらせてもらってるわ」
貴「遥…さん…?」
遥「お兄さんから聞いてないかしら?」
貴「兄は学校の事は何も話さないので」
遥「あら、とんだ無口な人なのね。まぁいいや。今回貴方にお願いがあってね」
貴「お願い?」
遥「ええ。簡単な事よ。お兄さんにこれを渡して欲しいのよ」
渡された白い封筒。……んだ、これ?
もしかして、ばくd((殴
遥「とても大切な物だから貴方は中身を開けないでね?クラスに関わる事なの」
貴「あ、はい。分かりました」
―――――――――――――――――――――
よっしゃ、学校終わったぞ。
さ、早く帰ろうではないか。
貴「マンガ読みまくるぞォォォ!」
(人1)「勉強しろ、バカ妹」
貴「何で貴様がそこに…!」
(人1)「兄に向かって貴様は無いだろ。決まってるだろ、お前を待ってたからだよ」
貴「何で?」
(人1)「話があるから。一緒に帰ろうと思って」
貴「話って何。ま、まさかテスt (人1)「ちげーよ、バカ」」
貴「……バカバカ言わなくてもいいじゃん。結構傷ついてんだよ」
ちょっと真面目に傷ついたぞ。今のは。
(人1)「傷ついた?」
貴「き、傷つくよ、そりゃあ…。ま、別にいいけどさ。で、話って何」
(人1)「あぁ、話ってのはな…」
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革ベルト
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ゆぅ。(プロフ) - めっちゃくちゃ面白かったです!!!ギャグもありながらも、兄弟の関係にすっごい読んでてドキドキしました!!!続編も絶対読みます!!!次回作楽しみにしています** (2013年8月7日 11時) (レス) id: 26cde87091 (このIDを非表示/違反報告)
希鏡(プロフ) - とっても面白かったです!! (2013年8月4日 9時) (レス) id: cf778d5f3d (このIDを非表示/違反報告)
麻宵(プロフ) - 莉緒さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2012年11月27日 19時) (レス) id: 44685b961f (このIDを非表示/違反報告)
莉緒(プロフ) - 凄く面白いです!!続編も見ます!! (2012年11月25日 16時) (レス) id: b0b331756d (このIDを非表示/違反報告)
麻宵(プロフ) - 菊愛さん» 見てくれたんですね!ありがとうございます!!!更新、頑張ります! (2012年11月25日 11時) (レス) id: 44685b961f (このIDを非表示/違反報告)
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