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五話 ページ7

 
そんな俺が中学生になったとき


俺は天馬の事務所からスカウトがきた。


前々から天馬が俺の話をしていたらしい

それで俺に俳優にならないか、という誘いがきた


親はとても喜んでいたけど、正直俺は迷っていた


こんな俺が天馬と一緒に俳優になってもいいのか、こんな奴がTVに出ていいのか

俺はこう見えてあがり症だから、
もし撮影のとき天馬がいなかったら緊張しておかしくなるんじゃないか

そもそも演技がそこまで上手くないし…


そんな事を考えている間に話が進んでいたようで


「じゃあ、明日の朝9時からレッスンがあるので○☓事務所にお願いします」


母「分かりました!」


…え?


何があった…?


母「よかったわね!京希!」


父「まさかお前にスカウトが来るなんてな!」


ははは!!


と笑っている二人には申し訳ないけど


「あの、ごめん、何があったの…?」


…………………………………………………


そんな感じで翌日


どうやら、親は善意でスカウトを受けたらしい


きっと俺が喜ぶと思って…と必死に話された。

確かに悪気はなさそうだったから


今回だけ事務所に行ってそこからどうするか決めた。


身だしなみを整えて、よし、行こう!と思ったら

ピーンポーン

とインターフォンが鳴った


誰だ…?

と思い開けてみると


天馬「おい、行くぞ」


天馬がいた


「え、何で天馬が…」


そう疑問に思ったことを口に出すと


天馬「お前のことだから、俺には無理だ。
とか言って逃げ出すかと思って…

まあ、今回は逃げ出さないみたいだけどな」


ぽかーん

ニヤけている天馬を見つめていると


天馬「…いいから行くぞ!」


と言われて車の中に連れ込まれた


そのとき、天馬の顔が赤くて


キュン


何故か胸が苦しくなった



そういえば、運転手さんに挨拶しないと…


「あ、遅くなってすみません。
俺、瓜生京希っていいます!よろしくお願いします!」


と声をかけると


「あ、よろしくお願いします!
私は井川と申します!
(なんていい子なんだ…天馬君と違って…)」


何故か心の声が聞こえた気がした。


天馬「こいつは井川、俺のマネージャーで
今日からお前のマネージャーでもある。」


「…マネージャー!!?」


そうか、芸能人にはマネージャーがいるのか…


天馬のマネージャーって、井川さん大変そうだな…

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おれんじ(プロフ) - 瑠音さん» ありがとうございます!更新は凄い不定期ですが頑張っていくのでこれからもよろしくお願いします! (2017年8月17日 22時) (レス) id: 416e989416 (このIDを非表示/違反報告)
瑠音 - この作品好きです!天馬くん可愛すぎかぁ…!これからも更新無理せず頑張ってください♪ (2017年8月15日 1時) (レス) id: 378d6e79f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おれんじ | 作成日時:2017年7月14日 16時

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