離れてもらっていいですか？？【苺】

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陽「いいじゃん！」


周「逆に高校で入りたい部活は？」



軽音楽だなー



周「俺は軽音楽一択！！」


『奇遇だねえ
　私も入りたいって考えてたところ』


陽「俺も！！俺ら仲良しかよ笑」


藍「私どーしよ…」


茜「私はまだ吹奏楽続けたい気持ちあるけど…」


涼「うちは推し活部開設させる！」


『なんで！？』


涼「そりゃあもちろん
　 あの6人を語り合う会を作るのさ！」


『あー…
　うん、いいと思うよ』


陽「そしたら俺もその部活入る！」


『え、軽音はどーすんの？』


陽「兼部する！軽音はもちろんメイン」



あー兼部かー
やってみたいなあ…

写真撮るの普通に楽しいし写真部とかあったら入ってみたいなー


周「軽音入るんだったらなんの楽器やるの？」


『ギターかベースかなー』


藍「Aちゃんが楽器やってるところ見てみたい！」


陽「あれえ！？
　 俺らは見たくないの！？」


藍「見たいよ！」



ちょっとお世辞…？
気のせいってことにしとこう



陽「ちょーっとお世辞っぽく聞こえたけどまーいっか」



同じこと思ってたんかい



涼「とりあえず、推し活部開設してくる！」


花野井「いまは無理よ、一応今日入学したばっかでしょー？」


涼「えーー」


花野井「仮入部期間とかあるからそのときまで待ちなー」


涼「いつからなんですか？」


花野井「明々後日」



はっや
来週からとかじゃなくて明々後日かよ



周「思ってたよりは早い」


『それな』


周「じゃあ、一緒に軽音行こうぜ〜」


陽「行こうぜ！」


周「お前に言ってない、広瀬に言ったの
　 どーせ自然と一緒に行くんだし聞く必要もない」


『あ、私か。
　行こ行こー！』


茜「私、吹奏楽見に行こうかなあ」


藍「じゃあ私も一緒に行く！」


涼「じゃあうちも着いてこー」


男1「なんか楽しそうな話してるねー」



え誰この人
不審者じゃんこわー



周「あれ？お前いたの？」


男2「僕のことも忘れないでよ〜」



えまじで誰アンタら



茜「えっと…誰？」


周「あぁ、この2人は俺と陽汰と同じ中学のやつ」


男1「結城廉(れん)！」


男2「橘紫音(しおん)」



よし、これからしばらくはこの7人の顔と名前を一致させるのを目標ですな



藍「天海藍音！」


茜「雨宮茜！」


涼「夜桜涼葉だよ〜」


『広瀬A。
　呼び捨てで呼んでくれたまえ』


周「え誰この人」


茜「新しい生き物かもしれない…」


涼「平安の人？」


『なんでだよ』

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