離れてもらっていいですか？？【苺】

・ ページ14

「「「「おかえり〜」」」」



相変わらずの賑やかで困るわーまじで
猿集団かよ、あそれは猿が可哀想だな

あまって名前思い出せん


？「おかえり〜Aちゃん！
　 この2人に変なことされませんでした？」

『クラスの子と話してたのに、ハンカチ口に当てられて気づいたら生徒会室の前に…
　すっごい怖かった…』


？「そんな酷いことをしてここまで連れ出したんですか⁉」


莉「違うよ！るぅちゃん！
　 俺らそんなことまったくやってないよ！」


な「莉犬くん？」


莉「ほんとにやってないって！」


『嘘を付くなこの誘拐犯！法定で会おうなあ⁉』


莉「一番の被害者俺じゃん」


『ごめんごめん笑
　1回言ってみたかったんよね笑』


？「莉犬、それはよくないわ。」


莉「だからやってないって」


『まあクラスの子と楽しく話してたのに連れて行かれたのは本当だけどね』


莉「否定はできない…」



( ･´ｰ･｀)どや



？「すごい、思ってることが全部顔に出るタイプだ…」


『うっさい、ヤギ』


？「あながち間違ってはないけども」


『ヤギ先輩って仕事できるんですか？』


？「ころんだよ！！
　 ちゃーんとできるよ〜！優等生だからねえ」


莉「いっつもバナナ食べて寝てるだけなのに？」


る「サボるべーとかよく言ってますよね？」


な「授業中寝てることよくあるのに？？」


？「授業中にバナナ食べようとして、先生に没収されとったよなあ…」


？「生徒会室でゲームしてたよなあ…」


『自分かっこいいとか思ってそうな先輩が？？』


こ「えそんな言われることある？」



全然ダメダメやんけ。

これでキャーキャー言われてるとか考えられない



『んで、仕事はなに手伝えばいいんすか？』


な「えっとね、会計をしてほしいんだけど」


『任せろ』


な「お！頼もしい！
　 じゃあさとちゃん、教えてあげて！」


さ「おし、じゃあ俺に着いてこい！」


『格好つけないでいいですよ、見苦しいです』


さ「うわ結構傷つくな」


『んで、なにすればいいんですか』


さ「今年の予算案を作ることになったんだけど、小計と合計とか計算してほしい」


『了解です』



カタカタカタッ



さ「ねえ、今度2人でデートしない？」


『お断りします。
　先輩、有名人ですよね？熱愛報道とかされたらどーするんですか』


さ「大丈夫！」


『それに、デートは好きな人としたいので』


さ「ふーん。じゃあ、













　 好きにさせてやろっか？」

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す