離れてもらっていいですか？？【苺】

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『生徒会の仕事なんて、マネージャーはなにもしなくていーでしょーよ』


莉「いやいや、ちゃんとあるからね？」


『どーせパシリでしょーよ』


莉「違う違う！生徒会の仕事を手伝ってもらいたいの！」


『報酬は？』


莉「報酬かあ…俺からのぎゅu『結構です』なんでー」


『私になんの得がある』


莉「ストレス発散、温まる、安心できる」


『逆にストレスにしかならんわ』



てか、ハグされるなら恋人がいいんですけど。
あ、恋人いないわ。

なんなら、好きな人すらいないわ。


てか、好きな人いない歴=年齢だったわ。



莉「じゃあ、俺がAちゃんの初恋の人になれちゃうなあ！」


『んなこと話になってもないだろ』


莉「全部口に出てたけど…」


『うっせ。なんも聞いてないでしょーよ』


莉「めっちゃ聞こえたよ笑」


『最悪や、私の恋愛事情ほぼバレたわ。』


な「ちょっとー莉犬くん遅いよー！」


『うげ…』


な「なにその嫌そうな反応ー」


『嫌だからに決まってます』


な「ひっどいなあ…
　 とりあえず、仕事手伝ってもらってもいい？」


『報酬は？』


な「うーん…
　 Aちゃんの願いを1つだけ叶えてあげる！」



なにそのファンタジー映画みたいな。
ジ○ニーかよ。

んな力もないだろ。



な「金銭関係なら任せろ！」


『じゃあディ○ニー貸し切りで』


な「いーよー！」



いいのかよ

高そうだけど



な「2500万もするんだー高いねえ」



言い方がちょっと余裕のあるような言い方だな

私なんか1000円で高いと思うのに。



な「いますぐではないでしょ？」


『いつでもいいです』


な「学園のみんな連れて行こう！」


『やば…』


な「とりあえず、生徒会の仕事やるよー！」


莉「はーい！」



はたして私にはいつになったら拒否権が与えられるのだろうか

てか、絶対王政かよこの生徒会は


なんでも自分たちの言うことに従ってくれるなんて思ったら大間違いだぞこのガキ共が(((



な「それじゃあ生徒会室早く行くよ！
　 って、なにその怖い顔…」


『なんでもないっす、なにモタモタしてんすか生徒会長さんよお』


な「口悪くなってない⁉この一瞬で何があったの⁉」



次、拒否権与えられなかったら言ってやろ〜



莉「なにか企んでる顔してる…」


『別にそんな顔してませんけどー？』


な「とりあえず、中入ろ！」ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｯ


『へーい』


莉「ただいま〜！」

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