14. 〃 ページ41
『…ぶっ飛んでやがる。』
『アイツ…めんどくさそー』
『ぷはっ、変な奴♪』
『殺してやるからさっさと来い。
お前らのぬるい球蹴りごっこはここで終わりだ。』
手に持ったボールを潔達の方に投げ掛ける凛がAの隣を通っていく。
僅かにもAの顔に影が差していた。
「……、夢…か。」
―――
REST ART
凛1人がいくら凄い奴だからって、これは3対3の戦い…!!
5点先取のチームバトル!!
俺を、俺たちを甘く見た事を後悔させてやる…!
蜂楽が出したパスを真っ先に食らいついたのは、
またもや蟻生。
『俺 降臨。
お前のボールタッチはオシャだが…触らせなけりゃ輝けない。』
オシャァ……
『ジャンプえぐいね、
俺も一応身長190以上あるんだけどな…』
『Aこぼれ球、俺によこせ。』
「はぁ〜い、オシャ同盟さんッ!」
駆け出して行く蟻生に視線を向けながらボールをすぐさま浮かせていれば、カットに入ろうとしていた蜂楽は失敗し、そのままボールを保持したAに置き去りにされる。
そうして、Aは体を浮かせた状態で蟻生へパスを出す。
『うっそ、バレてた?』
くそ、俺が止めるしかねぇか…!!
潔は蟻生についていたのでなんとかAからのボールを奪えたのはいいものの、長身である蟻生を前にどうしようかと躊躇いを見せた。
その躊躇いが命取りだったのか。
潔の小脇越しにあるボールを勢い良く蹴り出したのだ!
『!?(俺の
GOAL !
あんな体勢…普通
どんな
反則級の
『このフィールド上で1番俺がオシャ確定…
だが、Aもなかなかオシャなパスだったぞ。』
「やっぱ、クソ長いねぇキミの手足!」
髪を靡かせ、美しくポーズを決めた蟻生は顔を動かしては視線の先にいるAに向かって褒め出す。
『当たり前だ、俺は最高にオシャ…!
オシャ同盟のA、お前が1番理解してくれるッ!』
『オイ、さっさと次行くぞ。』
REST ART
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ユウ(プロフ) - ルナさん» ありがたいお言葉です…!本当ですか!教えていただきありがとうございます✨️今すぐ直してきますね!! (2023年4月27日 7時) (レス) id: 635c38d89b (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - ユウ様!とってもこのお話最高でした!ですが、5ページの最後の文で優秀の優が夢主の名前になっていました。ご確認お願い致します! (2023年4月26日 22時) (レス) @page5 id: 89ea556ab3 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - マリア。さん» わわ、コメントありがとうございます〜!是非是非お話したいです! (2023年4月26日 20時) (レス) @page49 id: 635c38d89b (このIDを非表示/違反報告)
マリア。(プロフ) - こんにちは。とても素敵な作品ですね。一目惚れしました。(💞)もしよければ嫌じゃなければボードとかで会話したいのですが、いいですか?。嫌だったらごめんなさい。[💦] (2023年4月26日 19時) (レス) id: afce8263d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユウ | 作成日時:2023年4月22日 22時