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分かってない ページ5

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樹side









「なんだ合ってたのかー。」

『流石にあそこで眠たいとは言えねえわ、笑。よく分かったね。』

「まーな!俺お前のこと知り尽くしてるていで生きてるから。」

『よく言うよ、俺のことなんにも知らないくせに。』

「は、お前まだ俺に隠してることなんかあんのかよ、」

『あるよ。』

「えっ、なにそれ!教えろよ、!」

『やだ笑。当たったら教えてやる。』


「えぇ…実は猫アレルギーとか?」

『なわけあるか、笑』



鼻で笑って机に伏せた。

ほら、なんにも分かってない。



…俺がお前の事好きだなんて、馬鹿な翔平は到底考えつかないでしょ。



ずっと好きだよ、翔平の事。

お前が俺のことなくてはならない存在って言った時、頬の緩みを抑えるのが大変だったくらいには、ずっと。

でもきっと、長く戦ってきたなくてはならない"仲間"としか見られていないから。
それぐらい分かってる。

ていうか、それが普通。

俺が何年も抱いてるこの感情の方が異常なんだ。


…この気持ちにもそろそろ、ケリつけなきゃなんない時期かな、なんて。







彰「しょへ、それやってよ。」

翔「まじすか?!」

昂「翔平さんやばいっす笑」

陸「ねえじんくーん?」

陣「わかったわかった、って翔平!それ食べたあかんやつ!」

翔「え?!」

海「食品サンプル食うはあかん笑笑」

岩「誰かケータイ鳴ってるよー。」




っマジでうるさい、
ランペ全員の楽屋に匹敵するぐらい、

…さすがにそれは盛ったけど、俺含め8人といつもの半分の人数なのに、絶えることなく誰かがずっと喋ってる。


岩「樹か?」

『え?』

岩「電話、鳴ってるよ。」

『あ、あぁ、ありがとうございます。』


ムクっと起き上がって通話ボタンを押しながら楽屋から出る。
部屋の外に出た途端、うるさい楽屋とは一変して静まり返っている廊下に、うちのグループは相変わらずだな、と苦笑が漏れた。



北《何笑ってんのー?》

『あ、北人さんか。』

北《"か"ってなに"か"って!》

『ちょちょ、うるさいですって。』

北《もー、何回もラインしたのにさぁ。》

『いや俺今仕事中なんですけど。』

北《え、嘘。ごめん、》

『別にいいですけど。それで、なんですか?』

北《いや、今日飯行かね?》

『…ご馳走様です。』

北《俺奢るとか言ってねぇ。》









゚・*:.。..。.:+・゚゚・*:.。..。.:+・゚

けじめ→←眠たい


作者の呟き

2ndへ続く…


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設定タグ:THERAMPAGE , 藤原樹 , BL   
作品ジャンル:恋愛
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苺くぅ - はい!気長に続きをおまちしております。 (2020年10月5日 20時) (レス) id: 079e87463c (このIDを非表示/違反報告)
白湯(プロフ) - 苺くぅさん» ありがとうございます。とても嬉しいですし励みになります。これからもお読み頂けるととても嬉しいです。どうぞご贔屓に。 (2020年9月30日 23時) (レス) id: d5016db2f4 (このIDを非表示/違反報告)
苺くぅ - 面白ろ過ぎます!! (2020年9月30日 18時) (レス) id: 079e87463c (このIDを非表示/違反報告)
白湯(プロフ) - 佐藤 友菜さん» やはりやましょーさんを重要な役に置いてしまう作者です。オンラインライブかっこよすぎたので更新頑張ります (2020年9月21日 6時) (レス) id: d5016db2f4 (このIDを非表示/違反報告)
りー - はい、読み続けます。もうーハマってしまいました(笑) (2020年9月21日 1時) (レス) id: 30b38fa8ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白湯 | 作成日時:2020年6月14日 7時

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