フリー・ファイブ！_2 ページ41
「しっかし、今回はどこ行くんだろうねー」
一番後ろで暉くんがぐぐっと腕を伸ばす。それをちょっと困った顔して避けて、「さあな」と音済くんがため息をついた。さらにその隣で、帝人くんが遠い目を車窓の外に向けて言う。
「僕は…マミリンのいない所がいいです…」
「ああ、帝人はこないだのアキバロケでかなり頑張ってたもんね」
増長くんが苦笑した。そのロケにわたしは同行していなかったけど、帰ってきた帝人くんがぐったりしていたのは知っている。
「だってあの秋葉原ですよ！？」
「ああ。日本が誇る電気製品の街だ」
「そうそう…って違いますよモモタス！いや違くないんですけれど！いやいや！！」
野目さんがため息をついて、「今度は釈村か」と呟いたのが聞こえた。帝人くんは眼鏡を押し上げて興奮気味に話す。
「秋葉原にはっ！マミリンが…マミリンがたくさん、そこかしこにいるんです…っ！！それに見向きをせずロケを完遂するのがどれほど大変だったかなど筆舌に尽くしがたいのですよ！！？」
「みかうるさい」
「モモタス、わかってくださいよ」
「みかりんは相変わらずの二面性だよね…」
さっきまで賑やかだった暉くんがそう言って苦笑した。
「いっそばらしちゃえばいいんじゃない？」
「いえ、そうはいきません。こればかりは一度決めたことですから…だから僕はもう秋葉原はごめんです」
そっか、と軽く受け流す増長くん。「龍広はどんなロケがいい？」さらりと野目くんに話題を振るのも、慣れている。
「俺？そうだな…やっぱり、体を動かす系はいいよな。謎の競技カバディ回は熱かった」
「確かに、野目さんすごくいきいきしてましたよね」
それは遅れて参加したロケだ。現場に付くと、外からも「カバディ！」の連呼が聞こえてきてびっくりしたものだ。
「あれできっと一生分カバディと言った」
「ええ、ピーちゃんオレらの中で一番言ってなかったよ」
「…そんなことない」
暉くんの突っ込みに、音済くんはすっと視線を逸らす。
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速水ヒロcv前野智昭love♪(プロフ) - 面白かったです！！ごうちん格好いい(*´∀`) (2018年7月10日 21時) (
レス) id: 5e287a4c41 (このIDを非表示/違反報告)
織目亜華璃 - 帝人が！帝人が〜〜〜！ヤバイデス！！トゥンク！！ (2017年4月29日 14時) (レス) id: cd6be38c23 (このIDを非表示/違反報告)
彩乃 - まほしさん» ですよね…!!はい、また携帯買ったらお知らせ致します(笑) (2017年2月27日 18時) (レス) id: 39f7ff3018 (このIDを非表示/違反報告)
まほし(プロフ) - 彩乃さん» Twitterって公式非公式いろいろ情報入ってきて楽しいですね。機会がありましたらぜひ〜＾＾ (2017年2月21日 23時) (レス) id: 98138b6672 (このIDを非表示/違反報告)
彩乃 - んんBプロプラス素敵ですね…!!!Twitterはまだ携帯持っていないので見るしかやってませんが、その内お話したいなぁ、とか…() (2017年2月20日 12時) (レス) id: 39f7ff3018 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まほし | 作成日時：2017年1月16日 13時
