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(なんか...一人で後輩の階に来るのって..嫌だな。)
一つしか歳が変わらなくても、
一年生はもっとエネルギッシュに感じて、自分が若干浮いてる気がする。
(�盒兇�んの様子を確認し、この前のお礼を言うだけ。)
今日はそれだけできれば十分だと、自分に言い聞かせ早くこの階から立ち去ることを決め込む。
・
お化け屋敷の近くに着くと、
中からは悲鳴が聞こえた。
(えっ...そんな怖いのこのお化け屋敷....)
絶対に中には入らないように”お化け屋敷が目的ではありません”というオーラを全力で装い、
そして�盒兇�んを探す。
今のところ外には彼らしき人物は見当たらない。
(もしかして...
中のオバケとかやってたりしないよね...
でもケガしたって聞いたしな...)
「先輩、お一人ですね！」
(えっ。)
「とっても涼しくなれるんで早速中へどうぞ〜」
最悪なことに、ふらふらとしていた私に目を付けた子が勝手に中へと誘導してくる。
あ「あっ、い、いや、私お化け屋敷に来たわけじゃなくて。」
「え？じゃあなんで二年の先輩がここに？」
あ「あっ、えっとぉ...�盒兇�んって今どこに居るか知ってる？」
「�盒兇辰�...海人っすか？」
あ「あぁ、そうそう！」
「海人なら中っすよ！」
(ウソでしょ..じゃあ無理じゃん。)
どうせ中に入っても話は出来ないし、諦めようとしたら、
またまた最悪なことが起きる。
その後輩の子に無理やりお化け屋敷の中に押された。
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作者名：秋風 | 作成日時：2021年12月9日 5時
