傍観者でいたいけど助けようと思う2

捌拾陸 情報収集だっ(三回目) ページ44

｢はい、なんでもどうぞ｣


『その、京極屋の花魁についてなにか知らないかな？それと…ここの花魁とか』


｢あ…噂なら…ありますよ？でも…｣


あるのか…


『でも？何かあるなら…その情報の代わりに何かひとつ、やってあげるよ。何でもじゃないけどね』


｢それなら…じゃあ、あそこの花魁さんは、怖い噂がありまして。すごい性悪らしいんですよ…


噂ではかなり前からいたのでは？っていう噂もありますけど…私は信じてません。あんなに美しい


人が性悪なわけないじゃないですか｣


へぇ…昔から…か。それに。性悪…一応情報だ。


『ありがとう。じゃあ何か一つ。約束は……大事だからね？』


撫でながら行ってみたけど…男の人の振り難しい。


｢じゃあ…少し遊びませんか？色んなことしましょう？｣


『それでいいんだね？』


じゃあ…申し訳ないけど。


『幻ノ呼吸 伍ノ型 幻詭猥雑』


眠らせるか…ごめんね？


・

・とりあえず起きるまで待つかー


｢十分遊べました…また来てくださいね？｣


『来れない気がするが…まぁがんばれよ』


｢はい！｣


相手は何を見たんだ…


・


・


・数日後…


あの後、善逸が来なくなるまで情報は黙っていた。そして今日は…


天元｢お前らはここから出ろ。｣


色々このあとも聞いたけど…


『俺は残るが。とりあえず、今日情報がやっと来たんだよ天元！』


天元｢本当か！｣


『怪しいのは京極屋だ。荻本屋で遊女から聞いたんだ、噂なんだが、京極屋の花魁が、昔からいる


らしいんだ。おそらく蕨姫って人だ。』


天元｢わかった。俺も今日は探す。｣



じゃあそろそろバトルになるか！頑張ろう！

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