9 ページ9
･
智「…じ、じゃあこれ辞めてや」
「ん？嫌♡」
智「もぉ…なんでぇ？」
「とも子がどっかの国のお姫様みたいに可愛いからこっちの方が似合うなーって思って。」
智「……」
「ふふ、ゆっくりしときーや」
智「…あ」
しばらくすると、とも子は俺の腕の中で眠ってしまった。
くっそかわいいやん。
無理無理こんなん襲ってまうて。
ﾁｭ
「俺の理性くんよく頑張った。」
ある程度坂を降り終わった。
「とも子ー、起きてや」
智「あっ、う、うん。」
「なにキョドってんの」
智「や、なんでもない…」
「ふーん、じゃあ行こか」
「この辺にする？」
俺が提案したのは少し山場になってるとこ。
智「あっ、ええかも！」
「よーし！」
智「んーー！めっちゃ気持ちいい！」
そう言って地べたに寝転ぶとも子。
「その感じとも子らしいな」
智「？どういう事？」
「ん？俺の好きなタイプって意味。」
いや、もうこれ告白やない？
智「っ、へー！しげの好きな人って結構こうゆう事するん？」
まぁ、そうですよね。とも子やから気づくわけ無いですよね。そんなとも子ちゃんも可愛いですよ。
「俺も寝転ぼー！」
智「ちょっと肌寒いな、カーディガン持ってくりゃよかった。」
「あっ、これ着てええで！」
そう言って俺のカーディガンを渡す。
智「いや、ええよ！」
「さっきとも子運んだから暑いねん！やから着て！」
智「ありがと…ふふ、しげの匂いするー！」
とも子は服の腕の裾を鼻に押し付けて嬉しそうに笑ってる。
まって、萌え袖と柔らか笑顔はほんまに反則。
涼しい夜風にこんなにも感謝する日はもう来うへんやろな。
とも子はいつになったら俺の気持ちに気付いてくれんのやろか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 257人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
(名前)かこ(プロフ) - 更新待ってます! (2019年11月14日 17時) (
レス) id: e4df3d7976 (このIDを非表示/違反報告)
小雨(プロフ) - pikoさん» うわぁぁぁ！覚えて下さってる！嬉しすぎます！pikoさんに大好きなんて……恐縮です嬉しすぎます…これからも更新楽しみにしてます！ (2019年6月26日 22時) (レス) id: b644cbd46d (このIDを非表示/違反報告)
piko(プロフ) - 私このお話大好きで毎回更新楽しみにしてます！！しかも、どこかで見たことのある作者様のお名前...と思ったら、私の作品の方にコメント下さってましたよね！？びっくりしました笑 これからも更新楽しみにしてます^^* (2019年6月26日 22時) (レス) id: bf6e15df55 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：小雨 | 作成日時：2019年5月29日 16時
