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「あ、あのさ」
淳「なんで顔赤くしてんの。俺男は興味ないで。」
「あぁ!?誰がお前なんかを好きになるか!!」
淳「はぁ!?それ言うたら照子に失礼やろぼけ!」
店員「あの〜お客様…他のお客様もいらっしゃいますのでお静かにお願いします…」
大淳「「あっ、すいません!」」
「ほぉ〜ら淳太のせいで怒られたわ。」
淳「ほんまに話聞いたらんで!?」
「あっ、すんません。すんません。」
「でな、俺今好きな人おんねんけど…
結構鈍感な奴で…どうすれば気づいてもらえると
思う?」
淳「好きになってどんくらい経つん?」
「あっ、昨日好きになったばっか」
淳「はぁ?そうゆう冗談はええから」
「ほんまやって!なんなら初めて会ったんも昨日」
淳「いや、そんなもん遊んだりせえへんと好きかどうかなんて気づかせられんって!」
「いや、昨日飲んでそのままお泊まりしてんけど?なんなら今日2人で星見に行くんですけど?」
淳「はぁ!?」
「恋バナもしたし、バックハグもしたし、俺のパーカー着させたし、一緒に寝たし、あいつの料理も食べた、連絡先も交換したし。」
淳「それで気づかんかったん?鈍感にも程があるやろ」
「ほんまそれやで」
淳「名前なんてゆうん?」
「とも子、神山とも子。」
淳「とも子?なんか聞いた事あんな…」
「お前みたいな唇と可愛いとも子が知り合いなわけあるか!」
淳「…お前ふざけんなよ。照子に失礼やろって!」
「すいませんっ、愛妻家の淳太兄さんっ、」
淳「はぁ?まだプロポーズしてへんわ!!」
「えっ、まだって事はするん!?」
淳「2ヶ月後の5周年の時プロポーズする」
「うぉ、ええやん」
淳「お前は誰目線で喋ってんねん」
なんやかんや昼の3時ぐらいまで話して家に帰った。
ちょっと語り過ぎたな〜。なんて思いながら
さっき恨んだ駅から家までの道を歩く。
家に帰って風呂入って着替えて軽く髪の毛をセットして。
ちょっとケータイいじってたら
気づけば5時半。
「やっべ」
駅まで少し小走りで行く。
ICカードピッてして電車に乗る。
はよ、とも子に会いたいわー。
電車に揺られて好きな人の元へ向かう夕方。
電車の中は夕陽に照らされてオレンジ色。
たまにはこんなのもいいかもしれない。
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今なんで芍薬の君。を更新してないかというと
こちらの作品との時系列を揃えたくて…
少しお待ち下さい!
小雨(´⚯`)
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(名前)かこ(プロフ) - 更新待ってます! (2019年11月14日 17時) (レス) id: e4df3d7976 (このIDを非表示/違反報告)
小雨(プロフ) - pikoさん» うわぁぁぁ!覚えて下さってる!嬉しすぎます!pikoさんに大好きなんて……恐縮です嬉しすぎます…これからも更新楽しみにしてます! (2019年6月26日 22時) (レス) id: b644cbd46d (このIDを非表示/違反報告)
piko(プロフ) - 私このお話大好きで毎回更新楽しみにしてます!!しかも、どこかで見たことのある作者様のお名前...と思ったら、私の作品の方にコメント下さってましたよね!?びっくりしました笑 これからも更新楽しみにしてます^^* (2019年6月26日 22時) (レス) id: bf6e15df55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小雨 | 作成日時:2019年5月29日 16時