今になってやっと言える、小説の書き方。

基本について ページ1

まずは基本からですね。

最近はあまり見ませんが、小説を書く上で台本書きというのはあまりオススメできません。

台本書きというのは、



朝、佐藤くんに声をかけられた。

A｢あっ、佐藤くん｣
佐藤｢おはよう、A。今日も可愛いね(ニコ)｣
A｢もう、照れる/////｣

みたいなかんじですね。

主に脚本などで使われるやり方なので、小説にはあまり向きません。
プロットや下書きにはもってこいだと思いますので、使いようです。
(※プロット：小説を書く時に前もって決めておく、大体の話の流れの事)

記号や顔文字などは、あまり歓迎されないので控えましょう。小文字(だょ、ゎたしカワィィ、など。)も読みにくいので控えた方が良いかと。


上記の文章は、


下駄箱で上靴に履き替えていると、後ろから声がかかる。振り返ると、佐藤くんが立っていた。

｢あっ、佐藤くん！｣

私は朝から佐藤くんに会えて嬉しくて、思わず顔が綻ぶ。佐藤くんも爽やかに微笑んで

｢おはよう、A。今日も可愛いね｣

なんて、なんでもない顔で言う。
私は恥ずかしくなって、手で顔を覆う。ああ、もう、絶対顔赤くなってるよ。

｢もう、照れるからやめて！｣

そんなふうに言ってみても、佐藤くんはニコニコと笑うだけで。



…………みたいな感じになります。

どうでしょう、少しは小説っぽくなりましたよね？

読み応えや、伝わる情景描写、心情などがかなり変わってきます。

情景描写は場面転換の際や場所が変わる時。
心情描写は、恋愛小説などで、会話などをした時にオススメです。

一番は、たくさん本を読んでみるのが一番なのですが……。
書いてみる際は台詞以外の情報を書く、というのを心がけて見るといいかもしれないです。

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