QuizKnockとJKと。

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(主人公 side.)

ずっと追いかけられている。
フードを被っていて顔は見えないけど、多分、女性だ。
金属バットみたいなものを持っている。

怖い、怖い！！
後ろから、殺気を感じる！

A「はっ、はぁっ、っは、」
女1「ほら逃げんなってー」
理「Aっ！立って、早く！」
A「っ…、はぁっ、」
女2「あらら、もう行き止まりだねぇ♪」
A「だっ…誰、なの？」
女1「あれ、さっき会ったのに、忘れられたの？Aさん薄情〜」
A「！？」

あ…この人達、
駅で声掛けてくれた人達！！

A「ど、うして？」
女1「…………が…な……ば」
理「…何て言った？」
女1「っおまえらがいなければぁ！私達が！QuizKnockに入れてたんだよっ！！」
女2「私達はあのクイズ大会で準優勝だったの。私達にはなーんにもご褒美が無かったのに、お前らは？何かサラッとQuizKnockに加入しやがって？いつもいつも幸せそーーーな顔で動画に映ってやがる。ちょっとここらで…。制裁、加えとかなきゃ、ね♡」
女1「何か川上さんもファン対応してて、すぐには来なそうだし、ゆっくり、いたぶれるなぁ♪」
理「こっちに来んなっ！Aは傷つけないで、殴るなら私にしろよ！」
A「理優っ！？」
女1「………お望み通りにしてあげましょうかね！」

女が、金属バットを振り上げる。
痛みが体に走るはずが、
…何も起こらない。

理優「あ、れ？」
女1「かっ、川上さん！？」
川「これ…どーゆーこと？」
女1・2「…。」
川「…ふざけんなよ？2人はさ、俺らライターの大事な仲間なの。…手ぇ出すな。失せろ！」
女1「っ！…いこ」
女2「…うん」


女2人は走って逃げてしまった。

はぁ〜…。怖かったなぁ。泣


川「ごめん、俺…。ちゃんと守れなかった。ちゃんと見てあげて無かった。ごめん。」
A「あぁ、頭下げないで下さいぃ汗」
理「こっちこそ、危機管理が出来てなかったです、すみませんでした」
川「2人は悪くない。悪いんはアイツらやし…。」
A「川上さんっ！顔怖いですよ！笑顔になって下さいー！」
川「…この状況で？」
理「…さすがに無理でしょ笑 馬鹿なの？笑」
A「あっ、そっか！うん、間違えた！ごめん！」
川「…ぶふっww」
理「あ、笑ったww」
川「これは笑うわww」


うん？…うん、笑顔になってもらえたし、まぁいっか！何か途中バカって言われたけど！

川「あ、そーいえばそろそろ花火上がるから、山本のとこ戻ろ？」
A「あ、はい！」

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