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(前回の話のオマケ)
(kwkm side.)
…何やら撮影部屋が騒がしい。
今日俺は、2、3時間くらい記事の校閲をしていたが、ここ30分くらいで一気に五月蝿くなってきた。
恐らくその原因は、A。
大方、自分の動画が上がることにビビり倒しているのだろう。
しょうがない、安心させに行こう…。
撮影部屋の前まで来ると、部屋が急に静かになった。
川「何だ…?」
部屋を覗くと、こうちゃんがAちゃんの頭を撫でながら、「大丈夫だよ!」とか抜かしているじゃないか。
川「クソっ、先越されたか…こうちゃんめ…」
そう言ってドアの前で悶えていると、不意に後ろから声が掛かる。
須「あれあれ川上く〜ん?そこで何をしているのか、んぐっ!?」
川「ちょっ須貝さん!静かに!」
須「んっ、川上、苦しいって!」
川「あっすみません」
ハッとして須貝さんの口元から手を放す。
須「ぷはっ、急にどうしたのさ?」
川「…今、部屋のメンバーに、バレたらヤバいんです」
須「何が??」
川「俺がここにいる事が、です」
須「どうして???」
川「だ、だって…」
須貝さんが、部屋をちらりと見た。
すると、何もかも分かったという顔をして、俺を舐め回すように見だした。
須「なぁるほど〜?そうかそうか、川上くんはこうちゃんがAちゃんの頭をわしゃわしゃしてるのが気に食わないんだな? 本当に、このツンデレ〜笑」
川「そんなんじゃ、ない、です…」
須「嘘つけ!笑 段々声が小さくなってんぞ!
須貝兄さんは応援してるからな ニコ」
川「まだ誰も好きって言ってないです!」
須「はいはい、ムキにならないの笑」
…クソ、須貝さんに遊ばれてしまっている…。
須「…言っとくけど、貴方のそのAちゃんへの気持ち、ダダ漏れになってるからね?」
川「へっ?…マジすか?」
須「マジです」
oh my god
須「うはっ、そんな世紀末みたいな顔すんなって爆笑 まあ、須貝さんは暖かい目で見守ってあげるから!ファイト!」
そう言って、部屋へと入っていった。
俺、顔に出過ぎだわ…。
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まかろん(プロフ) - 七海さん、ありがとうございます!これから徐々に表記編集等手を加えていきます! (2020年7月2日 15時) (レス) id: bcade74722 (このIDを非表示/違反報告)
七海(プロフ) - 本来はこの話ももうアウトなのでしょう。でも、ここからも消えてしますと、ファンとしては、死活問題です。続けてくれて嬉しく思いますが、表記等を一応、変更されることをおすすめします。 (2020年7月1日 22時) (レス) id: a25663fd98 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - アドバイス、感謝します!ありがとうございます!! (2019年11月30日 19時) (レス) id: e6f54d2178 (このIDを非表示/違反報告)
みゅ〜(プロフ) - そうなんですね。「広島県立私立」と書かれていたので県立なのか私立なのかわかりませんでした。「広島私立」とだけだったらわかりやすいかと思います。 (2019年11月25日 20時) (レス) id: d30d65eeab (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - 私立です!分かりにくかったようで、すみませんm(*_ _)m (2019年11月25日 19時) (レス) id: e6f54d2178 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まかろん | 作成日時:2019年9月16日 18時