QuizKnockとJKと。

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川「…もしもし、どうしました？」
伊「あ、川上お疲れ様。」
川「お疲れ様です。」
伊「…今さっきAちゃんからLINE来たんだけどさ、今日川上、オフィスに泊まるんだって？笑」

川「泊まります、けど…」

あ、やばい。これはいじられるやつや。
まあ、そりゃいじるわな。
普段俺泊まりなんかしないし、明日締切の記事もとうに書き終わっている。

…もしかして。伊沢さん、俺の下心に気づいたのか？

これは不味いことになったな…。

伊「川上さぁ、Aちゃんの事ホントに好きだよね。バレてるぞー笑」

川「」

…非常に、不味い(放心)
この事が伊沢さんから他のライターに伝わったら、どうしよう。絶対あの人達、悪ノリしてくんじゃねぇか…。

伊「まあ、皆には言わないであげるけどさ。それにしてもあの川上がロリコンだったとはねぇ笑」
川「違いますよ」
伊「そんなにガチなトーンにならなくても笑
まあいいや、帰りに2人になんか買ってきてあげるよ」
川「…ありがとう、ございます」


電話が終わって、自分のデスクに戻る。

A「川上さん、どうかしたんですか？顔色、悪いですよ？」
川「あぁ、いや、大丈夫。体調悪くはないから」
A「無理しないで下さいね？」
川「う、うん…」


この恋、バレたくなかったのになぁ…。
てか、元はと言えばAが伊沢さんに変なLINEするから…。

つい、深い溜め息をついてしまった。
Aはそれを見て遠慮したのか、話しかけて来なくなった。


しばらくの間、オフィスに沈黙が流れた。

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