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不思議と話 ページ22

ーーえっ!?大丈夫だったんですか?ーー


「……うん、本人は大丈夫って
言ってたんだけどね。」


『心配ですね。』


話は少し遡るが、ヤツガレさんが
本屋の倉庫で倒れていた日の話を
読者の方々は覚えているだろうか。


あの日に紹介したおばさんが
古本を求めに来ていたのだが

どうやらつい先日
娘さんが急病で倒れたらしく、
また入院をしたんだそう。


「娘がね、早く元気になって退院して
自由に過ごしたいって話をしててね。」

『本当にそうなると良いですね。』


今は、入院して娘さんの意識が
あるので落ち着いてるらしい。


おばさんに娘さんの事を聞いていたその時、

「……失礼する。」

という声がした。

聞き覚えのある声だった。


『ヤツガレさん!?いらっしゃい!』

「……騒がしいぞ。」

『ごめんなさい、只来てくれたのが嬉しくて。』

「……。」

ヤツガレさんがそっぽを向いてしまった。

「……さてと、私は愛娘の所に行ってくるから
後は二人で仲良く過ごしな。」

『娘さんの所にいくんですか。なら、『今度、退院したらまた一緒に横浜の街を周りませんか?』
とお伝え願えますか?』

「分かった。伝えておくね。」

そう言って、おばさんは娘さんが
入院している病院へと向かっていった。

すると

「………あの者には娘がいるのか?」

興味があったのか
疑問に思ったのか、理由は定かではないけれど
私に訊ねてきた。


『えぇ、いますよ。』

「……顔見知りなのか?」

『はい、前に一度会ったことがあります。
良ければその時の話をしましょうか?』

「……そうさせてもらう。」


『では、話をしましょう。
不思議な事が続いたあの日の話を。』

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千羽(プロフ) - ただの本好きさん» 間違いを指摘していただき、ありがとうございます。本日修正しておきました。 (2019年7月13日 10時) (レス) id: 09d732a1d4 (このIDを非表示/違反報告)
ただの本好き(プロフ) - すみません、あの・・・異能力が居能力になってます。 (2019年7月13日 7時) (レス) id: 1d708256dc (このIDを非表示/違反報告)
ハルイチ(プロフ) - モブの太中さん» ありがとうございます。不定期更新ですがこれからも応援よろしくお願いします! (2019年2月1日 18時) (レス) id: 09d732a1d4 (このIDを非表示/違反報告)
モブの太中(プロフ) - とっても面白いです!更新頑張ってください!応援してます。 (2019年1月30日 22時) (レス) id: 7599fd34ad (このIDを非表示/違反報告)
ハルイチ(プロフ) - にんじんさん» ありがとうございます。不定期更新ですが、これからもこの作品を読んでいただけたらと思います。不定期更新ですが、許してください。(汗 (2019年1月24日 10時) (レス) id: 09d732a1d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千羽 x他1人 | 作成日時:2018年11月26日 0時

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