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(続き)
学生時代、周囲からの期待を胸に毎日張り切って教育を受けていたが、定期テストで後に才人となっていった同級生の点数を知ってしまい、自身の能力の平凡さに気付く。それ以来自身の凡庸さがコンプレックスとなり、他人に対して自分の知識をひけらかす、学力の低さを嘲笑するなどという態度をとるようになってしまった。本人もこういった自分の行為にはある程度罪悪感をもっているらしく、ここ10年の間に少しずつ改善していっているようだ。
本来は超の付く努力家で非常に真面目。努力の為なら時間も惜しまず、自分の全てを投げ打つことが出来る。努力の天才と言ってもいいが、結果が振るわないために彼はいつまでたっても“凡人”なのである。
常に冷静に振舞っているつもりではあるが、現・元を問わず才人を目の前にすると途端に不機嫌になったり激情を露わにしたりするため、34歳にしてはかなり幼い性格であると言える。本人としても自分の性質は自覚し、そしてそれなりに難儀しており、もう少し何とかならないかと思い悩んでいる。
プライドが高いため、自分が最も目を背けていることに対してストレートに言われることが一番嫌い。
過去：才人と己を何よりも憎む凡人。
幼い頃から知的好奇心が旺盛で、初等教育１年目からよく本を読みよく勉学に励む少年だった。テストの成績もよく、周囲からもよく褒められ、自らも自分が才人たる人間だと信じて疑わなかった。家族からの期待、友人からの憧憬、自分の中の自尊心。それだけで彼を今の状態にするのには十分だった。
才人となることを目指して食事や睡眠以外の時間を勉強に費やし、人一倍、もしくはそれ以上の努力をしていた。がしかし、凡人たる彼の努力はゴミでしかなかった。才人の最底辺の成績にも届かず、所詮は“一般人の上”というところだったのだ。授業を受ければ受けるほど、日を、学年を重ねれば重ねるほど開いていく明らかな差、露呈する平凡さ。期待に応えなければいけない、憧憬を向けられていたい、自分は才人なんだと思い込んでいたい。強い承認欲求、高い自尊心、「天才」という言葉への異常なまでの執着、「凡人」という言葉への激しい嫌悪感。
才人達に憧憬や羨望などの感情を抱きながらも、嫉妬、嫌悪、殺意などの感情まで抱くという、非常に矛盾した人間に出来上がってしまった。
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たま(プロフ) - 梟煌さん» 返信ありがとうございます。梟煌さんのボードにお伺いします。 (2020年7月11日 23時) (
レス) id: c513989284 (このIDを非表示/違反報告)
梟煌(プロフ) - たまさん» お声掛けありがとうございます。是非とも、関係を組ませて頂きたく思います。 (2020年7月11日 22時) (レス) id: 41d4a93ac5 (このIDを非表示/違反報告)
たま(プロフ) - 失礼します。「叡智の門は開かれない-II-」にライリアーネル・シュレルストとして参加している者です。よろしければ関係を結ばせていただきたいです。 (2020年7月11日 21時) (レス) id: c513989284 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梟煌 | 作者ホームページ：Twitterには生息しています
作成日時：2020年5月29日 15時
