違うの ページ9
マリンちゃんの言葉に、何事かと後ろを振り返ると
マリンちゃんは持っていた箒の柄の部分を
思い切り自分の頭にぶつけ、大きな音を立てて箒を床へ投げ捨てた。
マリン「きゃあああああ！！！！！！」
私「！？！なに！？」
急にどうしたのかと思い、焦ってマリンちゃんの方へと駆け寄る。
マリン「ぐすっ……うっ…………ひどい…！！！」
先程まで悪魔のようだった顔は"天使"へと戻り
空のような目からは涙をボロボロとこぼしていた。
私「急にどうしたの！？」
マリン「うっ……！」
うずくまって泣いているマリンちゃんに、どうしたとのかとアタフタしていると……
＿＿＿＿＿＿＿バンッ！！
『どうしたんだ、マリンちゃん！？！』
『大丈夫？』
私「……サンジくん、ロビン…！」
倉庫の扉が勢いよく開かれ、慌てた顔のサンジとロビンが入ってきた。
マリン「うっ……！！サンジくん、ロビンちゃん……！！」
それを見るなり、マリンちゃんは泣きながら2人に駆け寄る。
サンジ「！！！な、なにかあったのかい？」
ロビン「どうしたの？大きな音が聞こえたのだけど…」
怯えた顔をするマリンちゃんに2人が優しく声をかけると、
マリンちゃんは先程床に投げ捨てた箒を指さした。
マリン「ぐすっ……
…………Aちゃんが…！！マリンを、ほうきで……！！」
私「…え！？！」
サンジ「…！」
ロビン「…？」
マリンちゃんの言葉に思わず固まる。
その言葉を聞いたサンジとロビンが、驚いた顔でこちらに視線を向けた。
違う、私は何もしてないよ。
そう言いたいのに、上手く言葉が出ない。
私「……え……あ、……」
マリン「でも！！マリンのせいなの……。マリンが、釣りの邪魔しちゃったから……それでAちゃんが怒って……」
私「！？！？」
つらつらと事実無根の話を述べるマリンちゃん。
すると、本当かい？とサンジがこちらへ歩み寄ってきた。
サンジ「Aちゃんはそんな事しないと思うが……」
私「わ、わたし…！何もしてないよ、本当に…！！」
焦りながらも否定すると、そうだよな…とサンジが困った顔をした。
ロビン「私も、Aはそんな事しないと思うわ。箒がぶつかってしまったとかではなくて？」
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初心者です！ - あったあったダイナマイト！マリンに投げてこよ (11月26日 8時) (
レス) id: 4136f150ea (このIDを非表示/違反報告)
あ - 更新どっかに落っこちてぇかなぁ。 (7月15日 22時) (レス) @page23 id: 71597d68ff (このIDを非表示/違反報告)
ぼくのなつやすみ(プロフ) - るしゃんしゃんピーナッツさん» コメントありがとうございます！！沢山読んでいただけて嬉しいです…！！(感激)超不定期更新ですが何卒よろしくお願いいたします…！！ (2023年3月24日 0時) (レス) id: 246b1a9deb (このIDを非表示/違反報告)
るしゃんしゃんピーナッツ(プロフ) - 更新ありがとうございます！昨日見始めましたけど全部見させていただきました！どれも楽しんで読ませていただいております(*^^*) (2023年3月23日 19時) (レス) id: 7bc9f0a3bc (このIDを非表示/違反報告)
ぼくのなつやすみ(プロフ) - ヒナさん» ヒナ様、いつもありがとうございます♡まだ読んでくださる方がいるのが凄く嬉しいです…！他作品諸共ゆっくりですが更新していこうかなと思っていますので、引き続き楽しみにしていただけたら幸いです❁⃘ (2023年2月28日 21時) (レス) id: 069408cbcf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼくのなつやすみ | 作成日時：2022年9月24日 7時
