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静香『そういえばA
結局後夜祭は誰と回ることにしたの?』
『北人と回ろうかなって
亜嵐は後夜祭行かないみたいだし』
静香『そう』
『静香は?』
すると静香は突然歩みを止めて立ち止まった
遠くを見つめるような静香の視線の先には
見たこともない男の人がこっちへと歩いてきた
？『静香』
静香『友達の前だからやめて』
男の人が伸ばした手を振り払った静香
その時見えたペアリング
...でもどう見えても恋人同士には見えない
？『静香、昨日返信遅かったけど
何かあったの?』
静香『...っ
じゅ、充電...切れてた』
？『...メールの返信は5分以内
それが守れなかったら...わかってるよね?』
静香『...っ』
男の人はそう言うとその場から
立ち去ってしまった
必死に震えをおさえようとしている静香を
慰めようと手を伸ばすと
静香『触んないでっ！！』
その手を振り払われ乾いた音が響いた
『静香...?』
静香『あ...ご、ごめん
...私ちょっと寄り道するから先教室に
行っててくれない?』
『でも、『お願い』
静香『少し...1人になりたいんだ』
そう言ってその場から立ち去っていく静香
そんな静香を見守るように教室から
姿を表したのは裕太だった
『裕太は、静香のこと何か知ってるの...?』
裕太『...知っとるけど俺の口からは
言われへん』
『なんで!?
静香あんなにも苦しんでるのに！！』
すると裕太は今まで見たこともないくらい
鋭く、真っ直ぐな目をして
裕太『俺がもしA達に話してもうたら
あいつは俺のこと信用せえへんくなる
そしたらあいつは誰も頼られへんくなるやろ
あいつには...静香には助けてくれる誰かが
必要やねん
俺はその誰かになりたい
やから俺は周りから責められても咎められても
話すことは出来ひん
...ごめんな
でもこれも全て...
.
.
静香...あいつのためやねん』
そう言って教室に戻ってしまった裕太
でも悲しげだった声とは裏腹に
裕太の目は覚悟を決めたような強い目だった
あんな目...誰にでもできるわけじゃない
"俺はその誰かになりたい"
『すでになってるよ、バカ裕太』
私はただ静香がいなくなった廊下を
見つめ続けることしか出来なかった
.
続く (更新停止中)
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なおたん - 続きが気になります!無理にとは言いませんが、はやく続きを作って欲しいです!お願いします! (2017年5月1日 12時) (
レス) id: 197e8256ce (このIDを非表示/違反報告)
Bear(プロフ) - Paririさん» 今年の3月ですがもしかしたら似てる作品があるかもしれませんが私はこの作品を書くのはこれが初めてです汗 (2016年8月3日 17時) (レス) id: 6be72c1ed3 (このIDを非表示/違反報告)
Pariri(プロフ) - これっていつかきはじめました？ (2016年7月17日 0時) (レス) id: 36e37ccdb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Bear x他1人 | 作成日時：2016年3月7日 21時
