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第32話 by nekoarisu ページ32

side翔子 小桜

「あれ?いつの間に寝てたんだ……」

そう呟いた後はっ、と思いだし共有スペースへ早歩きで向かっていく。

私がついたときには多数の無実の罪人が集まっていた。
誰か仲良くしてくれそうな人はいないかな〜と、思いながらキョロキョロしていると人がやって来た。
その人は集まっていた人たちを見ながら言った。

「昼の間にお集まりの罪人の皆さま方。僕がノートをここに置いた張本人、結城遥と申します」

そういい、小さく御辞儀をした。
ふえ〜、こんな人なんだ〜、と思いながら見ているとまた、結城遥さんがまた口を開いた。

「本日ここに集まってもらったのは、とりあえず顔合わせをしていただくためです。えぇ。まだ作戦を話し合うような段階にはありません。怪しまれてしまうのでね」

おお、やっぱり頭良さそう!

「すみませんね。真剣ムードを出したあとには全員処刑が待っていますので」

処刑かぁ、嫌だなぁ

「で、ここからが本題なのですが、皆さんには毎日のように昼の間に来ていただきたいと思います。理由としては、昼の間には人が多く集まる、という状態を作ることによってそれが当たり前だと思わせたいのです」

集まるのは大好き!一人はさみしいし……

「そうすることによって夜の住人達が疑いを持ちにくくなるので計画がバレる確率が低下します。昼の間では自由にしてくださって構いません。話し合いは隙をぬって少しずつ行っていこうと思っています」

ちらっと結城遥さんが昼の間の外を見たので私も見た方向を見ると見張りが定位置に戻ってこようとしていた。

するとまた結城遥さんが口を開いた。

「それでは本日はここらで終了と言うことで。勝手で申し訳ないですが、お疲れ様でした」

すると皆ぞろぞろと牢屋に戻っていった。
私も戻ることにした。

「あの中にかまってくれる人居ると良いな〜」

と、呟きながら……

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カルク(プロフ) - 更新しました!! (2019年7月17日 8時) (レス) id: 46db662a70 (このIDを非表示/違反報告)
カルク(プロフ) - 更新させていただきます! (2019年7月17日 7時) (レス) id: 46db662a70 (このIDを非表示/違反報告)
nekoarisu(プロフ) - 更新させていただきました! (2019年7月16日 21時) (レス) id: 322193fd57 (このIDを非表示/違反報告)
nekoarisu(プロフ) - 更新させていただきます! (2019年7月16日 21時) (レス) id: 322193fd57 (このIDを非表示/違反報告)
味噌鯖 - しました! (2019年7月16日 15時) (レス) id: 9ffca39a54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朝を見ない人々。 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年6月16日 19時

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