〜第102話〜 ページ38
剣城side
千宮司に止めてからも、ディアは黒いオーラを纏いながら動き続けていた。
でも、ゴール前まで行かなかった。
いや、『行けなかった』んだと思う。
ディアは、あの力を使って動き回る度に、
黒い茎がディアの周りを包んでいく。
そして、
ディア「ｸﾞ､ｸﾞﾊｧｯｯｯ!!!」
何度も俺の目の前で苦しむ。
天馬「俺…、もう見てられない！！
神童先輩、剣城！！次にディアがあの技を打ったら、俺達も『あれ』で対抗しましょう！！」
神童「あれで…か！？止められるのか！？」
剣城「やってみましょう。ディアのあの暴走は、おそらく莫大な悲しみによるもの。悲しみを、包みこむんです！」
そういう話をしている真っ最中、突然に、
その機会は訪れた。
ディア「ﾊｧｧ‼闇の女帝、レジーナ！！
ラ・ローズ・ノワールｯｯ‼
全員全部、滅びちまえ！！！！」
さっきよりも威力が増していた。
でも、俺達は負けられないんだｯｯ‼
天、神、剣「「「魔帝グリフォン!!!」」」
ディア「なｯｯ…ば、馬鹿な！！！」
天馬「俺達は、絶対に負けられない！！」
神童「ディアの苦しんでいる姿を観たくないｯｯ!!」
剣城「悲しみを、包み込めぇ!!!」
グリフォンの手がディアの放ったボールを包み込む。
それと同時に、黄色い光が、ディアを包み込んだ。
ディア「これが…優しさか…。なんだか暖かいな…。」(ﾎﾞｿ
光が解けたとき、
ディアの周りには黒いオーラがなく、
ディアは倒れかけていた。
剣城「危ないｯｯ‼」
俺は咄嗟にディアを支え、抱きしめた。
ディア「なぜ、お前とお前らは、私を助けるんだ？私は敵なんだぞ…。」
剣城「いいえ、ディアさんは敵ではないです。
人格は違おうとも、Aセンパイであることには変わりないんです。
だから…、
センパイ…、思い出してくれｯ…!!
俺にはあんたが…、必要なんだよｯｯ‼」
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沙織 - 最後までたのしませてもらいました! (2017年11月19日 18時) (
レス) id: e72549a23c (このIDを非表示/違反報告)
夢咲みこ(プロフ) - 沙織さん» ありがとうございます！！ (2017年10月28日 18時) (レス) id: 6c9ecd239c (このIDを非表示/違反報告)
沙織 - 終わりかた。続きが気になる頑張ってください (2017年10月28日 15時) (レス) id: e72549a23c (このIDを非表示/違反報告)
夢咲みこ(プロフ) - 沙織さん» 返信遅くなってしまい申し訳ありません！いつもありがとうございます！これからもがんばります！ (2017年10月13日 18時) (レス) id: 6c9ecd239c (このIDを非表示/違反報告)
沙織 - 夢咲みこさん» ディアになちゃってこれからどうなるか気になって仕方ないです！これからも更新がんばってください！ (2017年9月17日 12時) (レス) id: 25942567dc (このIDを非表示/違反報告)
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