写真 ページ6
ヤス「なに…これ…」
楽屋に現れた彼女は、にこやかな顔をして昨日のボク等の写真を見せてきた
優凪「なに？って、分かってる癖にぃ〜」
クスっと笑ったかと思うと、険しい顔をさせ持っていた写真を破りはじめボクになげつけた
細かくなった写真が目の前に散り、地面にはボクの顔の一部分がチラっとみえた
優凪「コレだけじゃないから…写真…」
近づいて、ボクの頬にゆっくりと触れながら耳元でつぶやいてきた
グッと拳を握りしめ、ゆっくり睨みながら彼女を見た
優凪「なに？優凪悪い事してないから…みんなを騙してるあいつの方がよっぽどだし、ホント吐きそう…」
目をそらさず言う彼女の目を見たまま、ゆっくり口を開いた
ヤス「これ、どうやって撮ったん…」
ボクの聞き方がおかしかったんか、笑いだしながら話だした
優凪「あははっ。私ねー。章ちゃんの家の隣りに住んでるんだ！知らなかったでしょ？夜眠る前や朝起きる時に、何を聴いてるかも知ってるよ」
ボクの部屋の中にあるモノ全てを把握していて、昨日あった出来事を話だした
彼女のボクに対する執着心が怖くて、少し後ろへ下がった
優凪「あいつより…優凪の方が章ちゃんのことを知ってるのに…」
少しずつボクに近寄る彼女に、ボクは息を飲んだ
優凪「途中から出てきた訳わからない化け物の癖に…絶対許さない」
壁に追いやり、彼女はボクの唇を塞いできた
扉を軽くノックする音がし、返事を待たずして扉が開いた
タイミングが悪い事に、入ってきたのはAやった
A「章…ちゃん」
目を見開きながら、ボク等2人をみつめていた
ヤス「ちゃ…うねん」
ボクが弁解しようとすると彼女がAの目の前に行き、ニッコリ笑って口を開かせた
優凪「いまの見られちゃいましたよね？内緒にして下さいね！私達付き合う事にしたんです」
A「えっ…」
ヤス「ちょ…何言うてんのん」
ボクが彼女の手首を掴むとクスっと笑い、言葉を続けた
優凪「私は〜どっちでもいいけど…」
A「はっ？？」
優凪「章大がどうしてもって言うから」
細かく散らかした写真が彼女の足元にある
Aの顔の一部の写真をヒールの部分で軽く踏む
彼女の言葉やさっきのボク等を見て動揺を隠せないAは、地面に落ちているモノには気づいていない
A「ホンマなん…」
ゆっくりと聞いてきたAに向かい答えた
ヤス「ホンマやで…」
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こじゅMAMA(プロフ) - むーさん» おばんです。すみません。なかなか更新せずで申し訳なく思っています。そのうち更新されると思います。2019になってしまい申し訳ありません。気長に待って下さい (2019年9月29日 23時) (
レス) id: a147df293a (このIDを非表示/違反報告)
むー - 更新待ってます！！！ (2016年12月19日 0時) (レス) id: cd37b61b8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こじゅMAMA
| 作成日時：2016年1月18日 11時
