アイコトバ ページ5
胸の鼓動がお互い高鳴りあう中…
指、唇…全てが１つずつ重なっていく
温もりを感じ『アイコトバ』で会話をするボク等は、ただの男と女やった
いや…ちょっと違うかもしれへん…
きっと…男とか女とか関係なく…
もしもAが、Aやなくて…
たとえAがマコであったとしても…
ボクが、好きになった相手はキミやったんやないかな？って思う
ほんで『アイコトバ』で会話するボク等がいて…
やっぱり秘密の関係になってるんかな？
幸せを感じながら、Aの髪を撫でた
A「章ちゃ…ん」
目を潤ませながら、ボクにしがみつくAに幸せを感じながら優しく唇を重ねた
キミとボクの幸せな時間に空間…
カーテンの隙間から、いつの間かわずかにキラっと光るものがあったのに…
ボク等は気づかへんかった…
ベランダには黒い人影、中の様子を一眼レフを構え、息を潜め何度もシャッターを押す
こんな風に、幸せなボク等の会話を盗み見しているヤツがおったなんて…
ホンマ…まったく気づかへんかった…
何度も甘い時間をボク等は過ごして、幸せな絶頂
幸せに笑い合うボク等の笑顔が、皮肉にも幸せを奪い去る事になるなんて…
こん時のボクは、そんなん知るはずもなかった
黒い人影、そっと離れ隣りのベランダへ移り部屋の中へと入る
部屋のあかりをつけると安田章大一色の部屋に、少し呆れながら見る人物
しばらくすると、部屋の主が入ってきた
優凪「ただいま…」
「愛しの章ちゃんに会えたのに浮かない顔だな？」
優凪「あんたには関係ないでしょ…1泊していいとはいったけど、ずっと居ていいって言ってないけど」
「冷たっ！！お金なくてさー？でも、いいもん撮れたけど？買う？」
優凪「いいもん…」
「安田の密会？」
笑いながら画像を見せる男に、震えながら眉間にしわを寄せカメラを奪う
優凪「…触っていいのは…私だけなのに…」
壁に貼ってあるポスターを見つめ、ニッコリと笑う
優凪「これ…いくら？」
「そうだなー。こんだけのネタだから…」
壁一枚挟んだ先で、そんなやり取りがされとる事も…
彼女がボクの家をつきとめてて、隣りに住んでた事も…
それを知ったのは、次の日ボクの楽屋にその写真を彼女が嬉しそうに持ってきた時やった
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こじゅMAMA(プロフ) - むーさん» おばんです。すみません。なかなか更新せずで申し訳なく思っています。そのうち更新されると思います。2019になってしまい申し訳ありません。気長に待って下さい (2019年9月29日 23時) (
レス) id: a147df293a (このIDを非表示/違反報告)
むー - 更新待ってます！！！ (2016年12月19日 0時) (レス) id: cd37b61b8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こじゅMAMA
| 作成日時：2016年1月18日 11時
