必要 ページ3
A「そんなん…わからへんやん…あの子、かわええし」
ヤス「んー…そんなん俺は思わへんかったけど?」
疑っているのか、ずっとこっちを真っ直ぐみている
ヤス「そんなんホンマ思わんかったで?ずっと横おったけど…俺の好みちゃうし」
ボクの言葉を聞いて、服の裾を引っ張りながら「ずっと…横おったん…」と呟いた
あぁ…なんでホンマ…女の子やっていままでバレへんかったんやろ…
こんな可愛く言うんやで?
少し頬を膨らませながらギュっと引っ張るAに、胸の音が弾みだす
そして、表情や身体のラインを見て思う
いくらサラシ巻いてるから言うても…さ…こんな可愛い男おらんやろ
ヤス「ヤキモチ…妬いてるん?もしかしてあの娘に…」
そうAに聞いてみると、Aは黙りこんだ
ヤス「A…??」
黙ったままいるAを抱き寄せ、そう名前を呼ぶとギュっと抱きつきながら呟いた
A「別に…妬いてへんし」
ヤス「ふふっ。そうなん?」
A「ホンマやし…」
ヤス「そっかぁー。それは残念やなぁ」
ボクがそう言うと「でも、章ちゃんが他の女とイチャコラしてんのは…嫌やねん」とジっとこっちをみつめてきた
ヤス「あはは。やっぱ妬いてるやん」
A「うっさいなぁー。妬いてへん!」
ムキになりながら言うAに笑けてくる
A「なんで笑うん!」
ヤス「いや、可愛ええなぁーって」
A「ガキ扱いしてんやろ!?」
ヤス「してへんで??」
A「なんか…ずるいわ…もう帰る」
ボクから離れようとしたので、慌てて捕まえた
ヤス「ちょっ、いま来たばっかやん」
A「ええねん…ちょっと章ちゃんの顔見たかっただけやし…」
こちらを見ずに、ボクの手を振りほどこうとするAに焦りながら口を開いた
ヤス「ちょっ…待ってや…」
拗ね気味のAをギュっと優しく抱き締める
ヤス「Aは、ええやろうけど…俺が…あかんから」
ボクの言葉を聞いて、こちらにゆっくり顔をみせる
ヤス「帰らんといて…まだ俺…Aと居たいねん」
唇を重ねあわせ、優しく気持ちを伝える様にAの唇を感じた
優しく抱き締め返してくるAを感じて思った
Aを守りたいのは、Aの為とかやなく…
ボクが、Aを必要やからやって…
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こじゅMAMA(プロフ) - むーさん» おばんです。すみません。なかなか更新せずで申し訳なく思っています。そのうち更新されると思います。2019になってしまい申し訳ありません。気長に待って下さい (2019年9月29日 23時) (レス) id: a147df293a (このIDを非表示/違反報告)
むー - 更新待ってます!!! (2016年12月19日 0時) (レス) id: cd37b61b8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こじゅMAMA | 作成日時:2016年1月18日 11時