ブルーキャンディボトル (ページ7)

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緑

学校が終わる頃には忘れかけてた、流星くんのこと。

はまちゃんに、家に来れば？と言われたらもういくしかない。

緑「はまちゃーん」

紫「とも、待ってたで」

リビングに上げてもらうと、流星くんの姿は見えず、まあとりあえず座り？とソファに座らさせれる。

何度も濱ちゃんの家に来てるのに、なんだか今までと少し違うような。

紫「で、ともはそんなに何が気になってるん？」

そりゃあ、こんな時期に1人でこの島に来て、学校にも来ない人なんて、気になるやんか。

緑「いろいろ。学校に来ないっていうのも、俺を初めて見た反応も、なんか。ね」

紫「俺からは言えないよ。ともやってそうやろ？なんでもかんでも、話していいわけちゃうんよ。兄弟やけど」

紫「代わりに、本人が話してくれるんちゃう？」

ふと見ると、ドアの前に流星くんが立っていた。

紫「そのつもりやろ？流星」

青「あ、いや、、」

やっぱ戻る、と部屋に戻った流星くんを追いかけて、はまちゃんはリビングを出てしまった。

完璧にすることを失った俺。

はまちゃんに言われた、『ともやってそうやろ？』の言葉が頭でループする。

興味本位で聞いたと言われればそうだし、心配してると言えばそれもそう。

どうしたらいいんよ、、