ブルーキャンディボトル (ページ6)

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緑

久しぶりの学校。

登校は実に半月ぶり。

久しぶりに教室に入ると、確かに机と椅子が一つづつ増えていた。

赤「かーみーちゃんっ、久しぶりやね〜」

緑「わ、しげ。久しぶり。のんちゃんも」

桃「神ちゃんー！寂しかってんで。大丈夫なったん？」

のんちゃんもしげも、生まれた時から、いや、生まれる前から知ってるようなもん。

俺のこともよく知ってる。

緑「とりあえずここ3日は平気やねん」

赤「なんかあったらすぐいうんやで、我慢しいなんやから」

年上のしげも、同級生みたいに接してくれるし、年下ののんちゃんも、多分俺を先輩だと思ってない笑

緑「そういえば、流星くんのこと。なんか知ってる？」

朝、門の前ですれ違ったけど、彼の情報は何もわからない。

赤「いーや。なんも。まあ、学校に来ないってことは、なんかしら理由はあるんやろうね」

うーん、学校に来れない理由、か。

橙「みんなおはよー。席ついて」

赤「うわー、待って俺今日日直やろ？だるー」

照史は俺らの担任。

先生っていうより大人の友達って感じで、相談も乗ってくれるし、小学生の頃は遊んでくれたりもした。