コードブルーいつか、きっと──。 (ページ4)

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藍沢side ページ4

藍沢side

今日は、俺の通う国立翔陽大学付属中学校の入学式。

俺はクラスを確認する時、ある名前を見つけた。

その名前は─────。

『白石恵』

白石は、文武両道で優等生。真面目だけど、天然でずっと見ていても見飽きない。

最近、なんとなく白石が気になる。

なんていうか……、最近白石をよく目で追ってて、コロコロ表情が変わって、面白い。

そう思っていると、

藤川「藍沢！」
俺の親友(？)の藤川一男が話しかけてきた。

藤川「俺ら、1-Aだぞ！同じクラスだな！流石
　俺は運を持つ男だ。」

藍沢「確かに、お前が無謀だと言われた冴島と
　の交際を成功していることからは納得でき
　る」

藤川「なんだよ、それ～」
藤川が言う。

藤川は、小1のときから冴島が好きで、アタック
し続けて、小6のときに告白して、両思いになった男だ。

そのときは、クラス中が驚いていた。

そんなことを思いだしながら、俺は新しいクラスに入った。