ぎこちなくても顔が見たい-1- ページ33
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_______トントントン、
A「...なによ近所迷惑かまちょ野郎」
廉「お、今日も反応はやっ」
その日の夜
岸くんの言葉が頭から離れなくてこびりついて
でもそれは全部、壁の向こう側にいるコイツのせいだ。
A「うるさいな〜...」
廉「は??なんでなん?ええやろ?俺がめっちゃ静かで超陰キャラやったらどないする?」
A「.....キモイ」
廉「やーーーろぉ?!?!」
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私は_______永瀬が好きだ。
好きだから、
少しのニキビも気になるし
もしかしたら会うかもしれない大学内でのことを考えていつもなるべくかわいい服を着て
携帯片手に壁に寄りかかってたり
いつの間にかニヤニヤひとりで笑ってたり
廉「今日、星綺麗なんかな?」
A「ベランダ出てみようかな」
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まだ半袖を着てるから薄いカーディガンを羽織ってベランダに出る
もう、永瀬とベランダに出て星を見るのは何度目だろう?
いつも、いつでも綺麗な横顔に合わない子供な発言
「「あっ!流れた!!!」」
言葉が合えば無意識に永瀬の方を向いて
ははっと笑う顔を見て
一気にドキドキとうるさいくらい激しい胸の鼓動に動揺を隠せない
廉「ん?どうした?」
A「こっち見ないで空見て首でもつってろ!!」
廉「なんやねんそっちこそこっち見たくせ」
こんなにも真っ赤な顔を見られたらきっと悟られる。
それでも、顔を見たいと思うのは_________
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これが恋、だからなのだろうか
((まさか、な.....))
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作者名:ながばし | 作成日時:2018年8月1日 19時