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学生特権-1- ページ20

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立ち鏡の前で確認

あまり短すぎないスカートに、肌の露出の少ない服を着て

軽く髪を巻けばメイクをしてルンルンで家を出た。

今日は愛莉と遊園地で遊ぶ約束をしている




高校生以下は9月から学校だが

私たち大学生は9月まで休みで、

つまりは人が少ないところで夏休みを存分に味わえる









愛莉:入口近くのベンチに居るよ〜

A:了解!







.....と、言ったの。

言ったの、だけど









A「なっなんで永瀬と神宮寺くんがいるの?!」

愛「もう2枚あったからさ〜」






と話す愛莉はきっと確信犯だ。

まあうん。彼氏の神宮寺くんと遊園地を回りたいって思ったのかな

だったら、永瀬とふたりで愛莉たちの邪魔をしないように過ごすか

そう思ってた午前9時、









愛「うっわこっわ」

勇「作り物って思えば大丈夫だって〜」

廉「あかんあかんあかん!!!ムリやってムリ!!!」

A「バカ永瀬!!!袖掴まないでよ!!!」

廉「お前も掴んどるやないけ!!!!」



邪魔しないように....







愛「わ〜愛莉がいっぱいいる〜!!」

勇「壁を触りながら行けばぶつからないでゴールできるね」

廉「だっ!!!」

A「バカ永瀬めっ!!!んがっ!!!」







邪魔、しないようにって思ったのに。

結局迷惑をかけてベンチで休ませて貰った。

人が少ないから人目をあまり気にしないで済むのが救いだ。









愛「永瀬くん意外ね〜遊園地子供みたいに楽しむ派なんだ?」

廉「子供やない」

勇「Aちゃんもはしゃいだもんね〜?」

A「あはっ、あははっ...」








愛莉と神宮寺くんはふたりで楽しそうに話をして

その隣で永瀬と私はベロンベロンに酔った人間のように倒れて寝ていた

そして閃く私の頭







A「ちょっと飲み物欲しいから買ってくるね?」

廉「俺も行く」

愛「いいよ〜休んどきなって!!」








という愛莉にアイコンタクトをとる。

神宮寺くんとふたりきりになるチャンス

永瀬は任せてふたりでどっか行けと必死にアイコンタクトをとると愛莉はわかったのか道を通してくれた









廉「お前、ええやつやん」

A「まぁね、ん〜さっぱりしたの飲もっかな」

廉「俺お茶飲む」









((やっぱりAは永瀬くんとふたりきりになりたいんだ))

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作者名:ながばし | 作成日時:2018年8月1日 19時

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