夕日が差す部屋で-1- ページ16
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勇「久しぶり〜おじゃま〜〜」
廉「ちょ、来るなら連絡してやーんもぉ」
扉をあけると、首が汗で光って暑そうなじんがズカズカと入ってきた。
違和感もなしに扇風機を寝室から持ってきて慣れた手つきでつけ始めた。
廉「ここ俺ん家なんやけど」
勇「まあまあ久しぶりに会ったんだからそんなのは気にしないでさ〜」
廉「サークルに来おへんのはお前のほうやないか」
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うちの大学は夏休みが8月と9月の2ヶ月間
単位が今のままでは足りないという人は集中講義というのを受けに2週間ほど大学に出る。
ゼミとかもあって出なきゃいけない時もある。
そのゼミなので同じになるかサークルで会うかでしか会えないという人もいる。
勇「そういやAちゃん、この前大学に一緒に来たじゃん。仲良くなったの?」
廉「え?ああ、まぁまぁ?」
勇「この前顔合わせたくらいじゃん?すごくない?廉」
廉「Aとは、家がとな.......バスが同じやったんや!!」
家が隣、これを言うのはまだと思い言葉を濁した。
じんはからかうのが上手い。
面倒だというのが大きいけれどこの壁の先があいつの家だというのはプライバシーもあるかな、とか
勇「れーん、水ちょーだーい」
廉「あんなあ!!!ええ加減にせえよ?」
勇「そう言って持ってきてくれる廉くん好きよ♡」
廉「うっさいな...........」
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蒸し暑さが妙に増した昼下がりのこと
((皿がふたつ........?))
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作者名:ながばし | 作成日時:2018年8月1日 19時