夏の始まり-1- ページ1
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うるさいほどの蝉の声、雲ひとつない青空、
大学生2回目の夏休みかやってくる。
同じ学部の愛莉と講義室を出て、
中庭に出ると一気に蒸し暑さ、太陽の光を感じる
そういや愛莉は春から彼氏が出来たとか言ってたっけ、
そうしてる間にも、夏のせいなのかぼーっとして話は進んでいた。
愛莉「紹介しとくね!こちら経済学部の神宮寺勇太!愛莉の彼氏!!手〜出さないでね!」
勇「あ、Aちゃんって君?愛莉から話は聞いてて、よろしくね?」
いつの間にか愛莉自慢の彼氏くんと会って
ぺこり、と礼をしてバイトだから急がなきゃ!とその場を去った。
「ったく、暑っついわぁ〜はよファミレス行こうや〜!!!」
テレビとかでしか聞いたことのない関西弁が聞こえてきて振り返るとパチっと目が合ったひと
神宮寺くんの肩に腕を置いている
まあ、知らないしこれからも知ることは無いと思って愛莉たちにまた笑顔を見せて小走りでバイト先に向かった
岸「Aちゃーん、もう上がっていいよ〜って店長が」
A「え、でもまだ明る..あ、」
岸「もう夏だって!!」
バイト先の同期の岸くんに言われてバイトを上がる
まだ明るい空が黄昏時になる
アパートの階段を登って
鍵を取り出したとき聞こたそこ声は聞き間違えない。
「なんでアンタがおんねん」
「.........あああ!!!!......誰だっけ?」
聞きなれない関西弁、神宮寺くんの隣にいたひとだ。
((なんやねんコイツ......))
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作者名:ながばし | 作成日時:2018年8月1日 19時