３ お出かけ ページ3
｢うん、じゃあ今から行くね〜｣
今日はいつもより少しだけ早起きしてある人に電話をかけていた。昨日時雨が教えてくれなかったことがどうしても気になるから。
友達だけど最近会ってないから会いたいっていうのもあるけど。久しぶりに会うけど、迷わずに行けるかな…。
でもそう思っててもしょうがないか。と思って出かける支度を始めた。
えっと、あの手紙とハンカチと一応、お財布も。あ、そうだ。昨日時雨と一緒に作ったお菓子、持ってこうかな。
お菓子、喜んでくれるかな？
｢いってきます｣
誰もいない家にそう言って歩き出す。久しぶりに友達に会うということに嬉しさを感じた私は笑顔で愉快に鼻歌交じりにスキップまでしようとしていた。
その時の私は、この後に起こることなど何も知らなかった。
No.side
一台のパソコンの光だけで照らされている部屋。そのパソコンの前には不気味な笑顔を浮かべる少女が一人、作戦を練っていた。
絶対に失敗することのできない仕事に、多少の不安と楽しみを感じた少女はペンを手にとってさらさらと作戦を書いた。
｢ふふっ、これで今回も楽勝だよね！｣
あとは、この作戦を全て完璧に覚えて実行するだけ。と少女は楽しそうに呟いた。
パソコンの画面には、舞華の自宅周辺の監視カメラの映像だった。
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詩織(プロフ) - 米子さん» コメントありがとうございます！面白いと言っていただけるのは嬉しいです！ (2018年6月28日 0時) (
レス) id: e5b48a9693 (このIDを非表示/違反報告)
米子(プロフ) - 私はhttp://uranai.nosv.org/u.php/novel/0067dca55e5/です。 (2018年6月27日 1時) (レス) id: fa2781bdc8 (このIDを非表示/違反報告)
米子(プロフ) - 同じアイカ様からタイトルをいただいた方ですね。面白いじゃないですか！ (2018年6月27日 1時) (レス) id: fa2781bdc8 (このIDを非表示/違反報告)
詩織(プロフ) - アイカさん» ありがとうございます！！頑張ります！！ (2018年6月16日 0時) (レス) id: e5b48a9693 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - 遅くなってすみません！更新頑張ってください(^_^) (2018年6月15日 17時) (レス) id: c5df0e4c03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩織 | 作成日時：2018年6月14日 21時
